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韓国外交の敗北(日韓首脳会談)

2015年11月03日 06時50分23秒 | 韓国

 昨日は3年半ぶりに日韓首脳会談が行われた。クネも外堀を埋められ、安倍首相と会わざるをえなくなったようである。
 最大の懸案事項は(日本側からすると懸案でも何でもないのだが)慰安婦問題である。これについては、日本が「補償の問題は解決済みであるが、人道的見地に立った対応を検討する」として外務当局同士で協議を続けていくこととなったようだ。クネは「年内に解決」などと寝ぼけたことを言ったらしいが、事実上、何も決まらなかったということである。「慰安婦問題が解決しなければ首脳会談しない」というのが韓国側の態度であったが、首脳会談をしても解決しなかった、というのが結果であった。
 これはつまり、韓国外交の敗北を意味する。この会談で日本が得られたものはないので、日本側の勝利というわけではないが、韓国が負けたことは明らかだ。
 考えてみれば、慰安婦問題というのは、韓国にとって負け戦でしかない。日本の阿呆な評論家は「慰安婦問題は日本にとって負け戦」などと言ってきたが、実は逆だったのである。といいのは、こうした交渉を続けたところで議論持ち越しになるか決裂するかしかないわけで、そうなければ、日本側としては何もしなくてよい、ということであり、現状と何ら変わりないということである。しかし韓国側としては強い要望が実現できなかったということであり、外交上のマイナスにしかならない。
 それが分かっていたから、韓国は首脳会談を避けて、日本以外の国に出かけて行き、必死に「告げ口外交」を続けていたのである。そうすれば「日本が悪い」という国際世論が形成され、それが日本への圧力となり、慰安婦問題で日本が屈する、と考えていたのであろう。ところが、そんなことを繰り返したところで、韓国にとって有利な状況になるわけでもない。
 主要国の日本に対する好感度や信頼度を調査すれば、韓国を除いて日本がかなり信頼されている国であることは明確になっている。
http://www.chosakai.gr.jp/notification/pdf/report8.pdf
 外務省が昨年行った調査によれば、ASEAN諸国において日本が断トツで「信頼されている国」であり、逆に韓国などは最下位に近い、という結果になった。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000036036.PDF
 こうしたことから、韓国の「告げ口外交」など何の意味もなかったことが分かる。その結果、こうしてクネは安倍とサシで会わざるをえなくなったのだ。そして待ち受けていたのは、韓国外交が敗北であったことを再確認する、という結果であった。

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