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石原慎太郎、新党結成へ

2012年10月25日 21時22分57秒 | 時事

http://www.asahi.com/politics/update/1025/TKY201210250235.html
 まさか80歳になって本当に衆院選に出馬するとは思わなかったので、少し驚いている。「国政に出ることなんて考えていない」とか、さんざん言ってたのにな。「憂国の士」としては、日本を取り巻く今の状況に黙って見ていられなくなった、ということか。しかし新党とはいっても、どれぐらい人が集まるんだろうか。「たちあがれ日本」やら「日本維新の会」やらを取り込むつもりでいるんだろうか。石原がどの程度のインパクトを国政に与えるのか、見ものである。
 日本の国力が相対的に衰えを見せ、中国や韓国からあからさまな挑発、領土への侵害を受けるようになった今、彼のようなナショナリストが世に出てくるのも自然といえば自然だ。実際、日本の世論はこれから、急速に右へ寄っていくと思われる。石原慎太郎のような明確な右派が国民の支持を受ける、という状況もこれからはありうる
 さすがに次の選挙ではないだろうけど、いつか石原新党が与党になってしまったりする、ということも可能性としてなくはない。もしそうなったあかつきには、尖閣諸島には何らかの建築物が建つことだろう。ようやく私の送った「尖閣買収寄附金」も生きる、ということだ(^^)。そうならないかぎり、完全に「死に金」だものな。
 ところで新党といえば、「日本維新の会」の人気はかなり落ちてきたようだ。そりゃそうだろう。党員は橋下ぐらいしかよく知られていないし、その橋下でさえいまいち不安がある。週刊朝日の事件で彼がとった行動は、あまりにも軽薄といえる。あんな凡ミスで勘違いして口汚く罵ったかと思えば、自分の勘違いが分かったとたん謝罪をツイッターで済ます、というのはどうなんだ。冷静ではいられなかったのだろうけど、政治家としてはあまりに脇が甘いと思う。国政を担うには資格不十分だ。
 もしかして石原が急に新党立ち上げ宣言をしたのも、橋下の失態を見て自分の方が優位に立てる、と見込んだからだったりしてな。