Willow's Island

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acer TRAVELMATE 5344

2012年10月14日 06時35分27秒 | 機器

 久しぶりに中韓以外の話題を。
 4年半前に中古で購入し、1階のダイニングで家族用パソコンとして使っていたNEC Lavie LL550/JGだが、電源ユニットが故障したのか、突然まったく起動しなくなってしまった。何度やっても駄目である。電源ユニットを修理すれば何とかなるかもしれないが、いずれにせよ機能はかなり劣化してきているので、金をかけてまで直す気にはならない。それよりも、安いパソコンを新規に購入したほうが早いだろう。
 それでさっそく、amazonで手ごろなノートパソコンを検索してみた。いくら安くても中古はやめた方がよさそうなので、新品に限定である。2年前と同じようにLenovoのThinkPad(現在でもまったく支障はない)でもいいかと思ったが、中国企業のパソコンを買うのはやっぱり気分が悪い。安くて新品で、Windows 7 Professionalが搭載されているノートパソコンはないかと検索したところ、見つけたのが台湾メーカーacerの Travelmate 5344だ。OSはWindows 7でもHome Premiumなどより遥かに機能が多いProfessionalであり、ThinkPadとは違って光学ドライブやテンキーも装備されている。webカメラや無線LANも標準装備されており、メモリやハードディスクも私が使うには十分な容量だ。それでいて、価格は2万9千円であった。安い。
http://www.akibaoo.co.jp/01/commodity_param/t/0/ctc/03000000/shc/0/cmc/4515777544757/backURL/+01+main
 妻の了承も得たのでさっそく注文し、3日前に届いた。Lenovoと同様、箱の中身は必要最低限のものしか入っておらず、実にすっきりしている。本来はビジネス用であるためデザインはやや素っ気無いが、私にとっては何の問題もない。実際に使ってみたところ、機能的にも非常に快適だ。
 高機能なパソコンも、今はずいぶんと安くなったものである。明らかなコモディティ(日用品)化が進んだということだ。私が15年前に初めてパソコン(NEC)を買った時など、今とは比較にならないほど低機能なデスクトップ(HDDは2GB程度)が、30万円以上もしたものだ。あれは一体何だったのだろう、と思えるほどの高価格である。しかもそのパソコンは、2年も経たないうちにハードディスクがいかれてしまった。
 NECは強引なリストラを進めているという記事を読んだが、こんなことをしなければならないほど追い詰められているということだろう。日用品化したパソコンで、価格で勝負できるわけもなく、日本のパソコンメーカーは外国勢に勝てる見込みがなさそうだ。
http://www.j-cast.com/2012/10/10149654.html?p=all