Willow's Island

since 2005

戦争が始まるのか

2012年09月20日 05時54分06秒 | 中国

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120918/plt1209181810002-n1.htm
 日本政府による沖縄県・尖閣諸島国有化に抗議する中国の過激な反日運動が収まらない。対抗措置として中国の漁船計1000隻が尖閣に向かっているほか、満州事変の発端となった1931年の柳条湖事件から丸81年の18日、少なくとも71の都市で反日デモが広がった。防衛省ではP3C哨戒機が警戒を続け、自衛艦を尖閣に近い領域に向かわせるなど厳戒態勢を敷いている。 
 押し寄せる大群、高まる緊張感-。東シナ海での休漁期間終了に伴い、浙江省や福建省などの中国漁船、計1000隻が18日か19日、尖閣諸島付近の海域に到着する
 18日午前6時50分ごろ、尖閣諸島の魚釣島北北西約43キロの接続水域で、中国の漁業監視船「漁政35001」が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、海上保安庁は警戒を強めている。
 海保によると、中国の監視船に対し、領海に入らないよう警告したところ、尖閣諸島について「中国固有の領土だ」と中国語で応答。「われわれは正当な業務を実施している。あなたたちはこの海域を離れてください」とも話した。
 海保では、すでに複数の巡視船を尖閣周辺に配置し、警戒を強め、漁船が領海に侵入した場合は「退去を呼びかけ、応じなければ検挙するなど上陸を阻止する」(海保関係者)などの対策を取る。防衛省ではP3C哨戒機が周辺海域の警戒を続け、事態が海保の行使能力を超えた場合を踏まえ、自衛艦を尖閣に近い海域に移動させた
 厳戒態勢を敷いてはいるが、大量の漁船が一度に尖閣周辺の日本領海に侵入する事態になると、海保の巡視船との衝突など不測の事態を招く恐れがあり、日中間の緊張が高まりそうだ。
 衝突を避けられても、「南シナ海でのベトナム、フィリピンの領有権問題でも中国は漁船を大量動員し、長期滞在させている」(同)だけに長期戦になる可能性がある。
<以下略>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 今のところまだ来ていないようだが、本当に「漁船」が1000隻も来た場合、どうなるか。当然、海保では対処しきれない。そうなると、自衛艦が出ざるを得ない。自衛艦が出て、どう「漁船」を阻止するか。穏便な手段では済まない可能性もある。そうなれば、中国も軍を動かすことになる。その結果、どうなるか・・・。
 これは大げさでもなんでもなく、戦争につながる可能性もある。中国もさすがにそこまで愚かではないと思いたいが・・・。私は最近、そのことばかりが気になって仕方がない。場合によっては、東日本大震災よりも遥かに大きな危機が発生しかねないのである。このことを日本国民はどこまで認識しているのだろうか。