Willow's Island

since 2005

石破氏を支持する

2012年09月15日 06時24分23秒 | 時事

 自民党の総裁選が今、最もホットな話題の一つになっている。私も関心が強い。次の自民党総裁が、すなわち次の総理大臣である可能性が高いからだ。民主党のようなカスは間違いなく与党からずり落ち、しばらくは再起不能だろう。
 維新の会というのもあるが、橋下市長の個人的な人気があるだけで、他に誰が入るのかよく分からない。経験のない新人議員ばかりの寄せ集めが、仮に政権党になったとしても、民主党と同じような末路をたどるだけだ。それどころか、民主党よりもひどいポピュリズム政治になる可能性も高い。政権を任せるにはまだまだ時期尚早といえる。
 そうなると、残るのは自民党しかない。二世・三世議員の巣窟である自民党がそんなに良いとは思わないが、他を選ぶよりはましである。では、自民党の総裁になるのは誰がよいか。今は安倍、石破、石原、町村、林の5人が総裁選に立候補している。
 安倍晋三は保守派には最も人気が高いが、私はどうも信用できない。総理大臣をやっておきながら、よく分からない理由でたった1年で辞めてしまったからだ。あれは病気のためだとか言っていたが、どうも本当に弱っているようには見えなかった。あれは表向きの理由で、実は辞めた理由は他にあったじゃないか、という気がしてならない。何が理由だったにせよ、わずか1年で総理大臣を自ら辞めたのは事実だ。信用はできない。
 石原伸晃などは、もちろん話にならない。何が「第1サティアン」だよ(笑)。アホか。それからテレビで生活保護受給者のことを「ナマポ」と言ったらしいが、2ちゃんねらーでさえ実生活ではあんな言葉は使わないだろう。自分が総裁に選ばれる可能性が出てきたということで、相当うかれてたんじゃないか。しかしこんなのが総裁になってしまえば、自民党そのもののセンスが疑われることは間違いない。もう可能性はなくなったと見るべきだ。
 林芳正という人は、よく知らない。他の4人に比べれば知名度は明らかに劣る。自民党も次の選挙に何としてでも勝ちたいだろうから、彼が選ばれることはないだろう。
 町村さんは、悪くない。ベテランであり、もし政権を担えば手堅くやりそうだ。しかし今は、中国、韓国、ロシアによる領土侵害やあからさまな圧力が続いており、日本の外交・防衛は深刻な危機にある。そんな中で、町村氏では迫力不足だ。周辺諸国の圧力に対しても、旧来の自民党政権にありがちな「事なかれ主義」に陥る可能性が高い。
 そうなると残りは、安全保障に最も強い、強面の石破茂氏だ。彼なら決して弱腰だけで終わらない、と期待したい。政治家としてのセンス、見識もあると思う。今のような情勢においては、彼が最も適任だ。私としては「石破総理大臣」を期待している。