先ほどテレビで「NHKスペシャル 世界ゲーム革命」を見た。番組によると、1995年には世界全体で7割のシェアを誇っていた日本のゲーム産業も、今では3割程度に落ちたのだそうだ。その代わり台頭したのは北米のゲーム産業で、今やアメリカでも映画産業を上回る市場規模を持つに至ったのだそうだ。アメリカではゲームソフトを購入する平均年齢は40歳だそうで、ゲームは徹底してリアルな作りとなっている。ゲームは子どもの玩具ではなく、完全に大人の娯楽となったのだ。なぜこのようにゲームソフトの生産が隆盛になったかといえば、「ゲーム・エンジン」というゲーム開発用のソフトが発明され、これによってゲーム開発の効率性が大幅にアップしたことによるらしい。おかげで日本勢は世界市場において劣勢に立たされているのだそうだ。しかし経済産業省もバックアップし、これからは日本のゲームも世界市場を意識していく、という動きもある。かつてのゲーム超大国である日本は、ぜひ巻き返しをしてほしい。
思えば、私が20代の頃は、仕事から家に帰ればゲームばかりしていた。家庭で過ごす半分以上の時間をゲームに使っていたような気もする。あの頃(主に90年代)はゲーム産業が本当に元気で、プレステやセガサターンが登場し、みんながゲームにはまっていた。テレビを見れば、ゲームソフトのCMも多かった。ところが今は、どんなゲームが流行っているのかさえ、まったく分からない。テレビでCMを見かけることもほとんどない。何よりも私自身、ゲームをまったくやらなくなってしまった。ここ数年近く、自宅にあるプレステは埃を被ったままだ。以前はあんなに面白かったのに、なんでこんなに人気が下降したんだろうな・・・。
とにかく90年代はゲーム全盛期で、本当に面白いソフトが多かった。かつて私がプレイしたことがあり、最も面白いと思ったゲームのベスト5は、以下のとおりである。
1位 ときめきメモリアル
http://www.konami.jp/products/tokimeki_ps/info.html
いわゆる「ときメモ」で、これは本当にはまりまくった。(^^) ノーミスで13人全員から連続して告白される、という「オールクリア」を達成した。ゲームとはいえ、ここまで来ると一種の「思い出」だ。
2位 クーロンズ・ゲート
http://www.sonymusic.co.jp/Amusement/kowloonet/menu/index.html
狂気じみたプレイ時間の長さ、あまりに独特過ぎる世界観、濃すぎるキャラクターたち、頭にまとわりついて離れない不気味さ、どれをとっても私には特別なゲームであった。
3位 パラッパ・ラッパー
http://www.jp.playstation.com/scej/title/parappa/top.html
遊び方は単純な「音ゲー」だが、最高に音楽が良かった。とにかく楽しくて、何度やっても飽きなかった。
4位 ファイナル・ファンタジー VII
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%BCVII
RPGはずいぶん多くプレイしたが、これが最も質が高くて面白かったと思う。当時は職場でもみんなプレイしており、休み時間には攻略法などが話題になっていた。
5位 バイオハザード 3
http://www.capcom.co.jp/newproducts/consumer/bio3/
夜中に一人でやっていると、かなりのドキドキ感がある。とにかく銃を撃つ感覚が最高で、マグナムで化け物の頭を吹っ飛ばすのはストレス解消になった。(^^)