ローテンブルグの名物、シュネーバル。スノーボールと言ってソフトボールぐらいの大きさの揚げお菓子です。ひも状のものをくるくる巻いて油で揚げ、粉砂糖がかけてあります。かりんとうの塊のようで、相当のカロリーがあるでしょう。２００５年に食べて,もうNo Thankyou です。
中世の面影を完全に残しているローテンブルグには面白い張り出し看板が方々の店頭にみられます。伝統的な鍛冶の技術が盛んで職種別のそれぞれ鋳物の細工が見事です。中世刑事博物館にはその鍛冶技術を使った数々の鋼鉄の拷問器具があります。現地のガイド・ブックにはそれは、それは恐ろしい器具が載っている。下手くそ音楽家の笛型首輪なんて言うのもあって笑えますが。
二つの塔が見られる街の中でも美しいビュー・ポイント。プレーンラインと呼ばれている所です。真冬でも塔はライト・アップされている。お伽の国へ迷い込んだと錯覚するような光景です。
ヤークスト・ハイマー・ハウスと言い市庁舎の隣にある尖った三角屋根の木骨組家屋が眼を引きます。１４８８年に建造されヤークスト・ハイマーという名の市長の館だったそうです。立派な”張り出し”を持っています。張り出しは前にも書いたが、司祭の説教壇で「我が家は司祭を招いてお説教を聴くほど余裕がありますよ」と言うようなアピールで、実際にそのように使われていた家もあるが、見せ掛けもありました。