橋の袂に大きな塩の倉庫があります。中世にはドナウ河は塩の交易の重要なルートでした。レーゲンスブルグの主な収入源は塩だったそうです。その前の低い小屋はドイツで最も古い老舗のソーセージ屋、石橋を築いている石工のために店が開かれたと伝えられています。
石橋の真ん中に彼方を眺めている小僧(?)がいます。視線の先は大聖堂、橋とドームが同じ頃に建設されていて(1135-1146年)、どっちが先に出来上がるかとジョーク交じりに眺めていると言うのですが、これはレプリカでオリジナルは博物館にある…がっかり。
レーゲンスブルグの最も美しい眺めです。大聖堂の高い塔と旧市街が見えます。真冬のドナウ河は静かに流れています。人々の喧騒も聞こえず冬のヨーロッパの良さが身に沁みたひと時です。レーゲンスブルグは日本からのツアーには余り入っていない所ですが、歴史がありながら静かで落ち着いた綺麗な街で良かった。現地ガイドがまだ拙くて確信を持ってガイド出来無い様子、もっと勉強してください。
美しいパイプオルガン。今出来の大聖堂のエレベーターで昇って行って弾くパイプオルガンより、こうした歴史のあるオルガンの音色の方がその建物にも合っているのではないでしょうか?古の人々の知恵は偉大なものですから。聞き比べたわけではありませんがね。