図録から…。”ベツレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス師”とタイトルがついています。1916年に描かれている。2011年聖書の舞台イスラエルへ旅した時、まだ今より穏やかな情勢の中であったがベツレヘムへ入る際、バスへ武器を持った人が乗り込んでチェックされた事があります。そしてこのキリストが生まれたとされる聖誕教会へ入った。ヤン・フスはカトリック教会を批判して宗教改革を訴えた聖職者。毎年クリスマスのミサがこの教会から世界へ流されます。
国立新美術館のミュシャ展へ行ってきた。まだ身体的にはしんどい状況ですが長女がプレゼントしてくれたチケットは期限がきていたのです。そこで次女が一緒に行ってサポートしてくれると言うので娘の腕にぶらさがり行ってきた。最大で縦6m、横8mに及ぶ圧倒的なスケールの連作絵画”スラヴ叙事詩”(スラブの苦難と再生を描いている)20作は優美な女性や植物文様を描いていたパリ時代のミュシャのチェコや自身のルーツであるスラヴ民族のアイデンティティの集大成と言われています。全て20作を観る事ができる、こんなチャンスは無いと思う。