何とも物騒なタイトルですが、
これ、イライラした時の私のひとり言・・・
ではありませんってば!!
京極夏彦さんの本のタイトルです。
小説をじっくり読んだのは何年ぶりでしょうか?
あらすじを簡単に紹介しますと・・・
女友達のアサミが殺された。
定職に就かずバイトを転々とするチャラ男のケンヤは、
アサミの死をきっかけに 、彼女の周囲の人たちに
彼女の人となりについて尋ねて回った。
しかし、アサミの隣人も上司も母親でさえも
彼女のことをよく知らないうえに、
自身の不平不満ばかり語り出す。
そんな彼らにチャラ男のケンヤがビシッと言う。
「死ねばいいのに。」
そして、ケンヤの説教が始まる。
これが、水戸黄門の印籠が出る瞬間のようで
実に気持ちがいい!!
そして、ついにアサミを殺した犯人にたどり着く。
これは、京極夏彦さん初の現代小説。
今までの妖怪シリーズ、時代小説とは趣が違いますが、
何が正しくて、何が誤りなのか、
この世に起きていることすべての境界線が
わからなくなります。
人間の心が一番のミステリーと思わせてくれるところが
いつもながら京極ワールドのすごいところです。
地元のスーパーで初めて見つけたぶどう、
サニールージュ。
デラウェアが大粒になったような品種です。
糖度が高く、酸味はほとんどありません。
粒の形は、短めの楕円形といったところでしょうか?
このぶどうは、ピオーネとレッドパールを掛け合わせたもの。
レッドパールはデラウェアの変異種ですから、
大粒のデラウェアのように見えるのも当たり前ですね。
では、サニールージュ誕生の歴史を見ていきましょう。
●1977年 果樹試験場安芸津支場(現・独立行政法人農業技術研究機構
果樹研究所ブドウ・カキ研究部)において交配
●1978年 播種
●1982年 初結実
●1997年 育種完了
●2000年 品種登録
ということは、交配から33年目にして、
やっと袋井のスーパーにも並ぶようになったというわけですね。
果物が私たちの元に届くまでには、
本当に長い時間がかかっています。
このお料理もいつもはほうれん草で作っていましたが、
空芯菜をたくさんいただいたので、
試しに作ってみたら、食感が楽しい炒り豆腐になりました。
【材料】2~3人分
空芯菜 150g、 木綿豆腐 1/2丁
酒 小さじ1、 醤油 大さじ1、 サラダ油 大さじ1/2
削り節 1袋(3g)
【作り方】
①豆腐は重しなどをして水切りをする。
②空芯菜は1~2cmのざく切りにする。
③フライパンに油を熱し、空芯菜の茎の部分を炒め、
豆腐を加えてほぐしながら炒める。
④続いて空芯菜の葉の部分を加えて炒め、
醤油と酒で調味し、汁気がほとんどなくなるまで
炒りつけて、最後に削り節をふってひと混ぜする。
こんなふうにご飯にのせて食べると、おいしいですよ~♪
ゲゲゲの女房に出てくるイカル(水木しげる先生のお母様)に
「経済料理じゃねぇ・・・。もっと精のつくものを食べさせんと!」
と怒られそうですが、
たんぱく質、鉄分のバランスがとれてますけん!
どげでしょう?