いったいどんな味がするのか?
興味本位で買ってみた炭酸飲料があります。
それは、こちら。
ファンタすいか+塩入り。
夏の塩分補給のために塩が入っているらしいです。
飲んでみた感想は、
すいか味のアイスキャンディーを食べた時と同じ・・・。
「これは、すいかじゃない!」
すいかは好き!
でも、すいか味は好きじゃない!
これは、
抹茶は好き!
でも、抹茶フレーバーの強いお菓子は苦手!
と言うのと同じ・・・。
すいか味、すいかの香料・・・。
そういえば、私、5年ほど前に、高校生に交じって
「食べ物を化学しよう」という講座に出席し、
その中で食品香料について勉強したことがありました。
その時の資料を見てみると、
食品香料の役割を次のように説明しています。
1.新規着香
食品が本来持っている香りを強化し、香りが少ない素材に香料を付与する。
【透明炭酸飲料、ガムなど】
2.強化及び補強
加工や流通の過程で食品素材本来の香りがなくなったり、
少なくなったりする場合に素材本来の香料を補う。
【調理済み食品など】
3.マスキング(風味矯正)
食品素材本来に好ましくないにおいがある場合や、
加工工程で発生する加熱香や発酵臭などにより
食品として適さないにおいが生じる場合に
ほかの香料を使用してマスキングすることがある。
【低果汁飲料、マーガリン、コーヒー、豆乳、うこん飲料など】
4.新しい香りの創製
【コーラ、かき氷のシロップ、カニカマなど】
このすいか風味の飲み物は、1にあたるのでしょうか?
すいか自体は、とてもやさしい味と香りです。
そのままでは特徴がぼやけてしまうので、
香料で味を印象付けようとしたのでしょうね。
興味のある方は、一度お飲みになってみてください。