片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

朝、厳寒の中「筋肉強化トレーニング」・昼、最高気温6℃の中「書道教室」

2011-01-28 16:43:11 | 「パワーリハビリ」

 上空には今冬最高の寒気団が流れ込み、日本列島は各地で最低気温を記録、北海道はマイナス29.6℃と観測以来の氷点下に下がる。
 今日の兵庫県は気圧の谷の通過後、強い冬型の気圧配置になる見込み、北部を中心に雪が降り、中部や南部では薄雲が広がっているものの概ね晴れる。
 8:40氷点下の中、一番乗者としてポラリス送迎車に乗り込む、千種から2番目に乗られた米寿のUさん、左足が不自由な格好で座席に腰を下ろすのが大儀そうに見える。
 お話しを聞くと膝から腰にかけて痛みを感じ、歩行困難に陥り、整形外科で診断を仰ぐと股関節が良くないので先生の手技を使って左足を屈曲・伸展施術を受けられた。
 翌日から痛みが出てきたので医者を替えて診て貰うと股関節は全く正常と言われ、注射をして痛みが少々緩和されたと伺う。
 到着後の休憩室では何時も陽気な85歳Tさんが若い女性スタッフの手を握って泣いて居られる。
 何事かと隣のテーブルから様子を伺うと彼女が今週で退職して出身地へ帰ると挨拶され、別れを惜しんで泣いて居られた。
    
 ディサービスセンターに於ける利用者とスタッフの繋がりは医療関係よりも濃密、特に女性は優しいスタッフに癒され、通所の目的はスタッフとの会話を重要視される方が多く見かける。
 特にTさんはお孫さんが福祉施設に勤務して居られる関係上、女性職員に対する想いは他の利用者と異なるように見受けられる。
         
 9:15分オリエンテーション開始、本日のリーダーは今月入社のTさん、話題は前の就職先 老人福祉施に於ける「オシメ」の取扱いについて。
 職員の仕事は朝食後・昼食後・夕食後の「オシメ」取替えに忙殺される。
 「オシメ」に到る経過は初めは歩行困難の利用者にトイレまで支援するが転倒を怖れて、次に室内ポータブルトイレを奨める。
 虚弱が進行するにつれ、介護支援に手間が掛り、介護者の腰への負担が大きくなってくる。
 自然に「オシメ」着用者が増加、常用者は次第に慣れて来るが反比例して気力が後退して寝たきりの状態者が増加しているというお話だった。
 早い・遅い は別にしていずれはお世話になる「オシメ」、実情をよく理解して今を大事に「生きて」いきたい。
  
 本日の6機種9種類のマシントレーニングは何時も中ダレ気味に終始する傾向に有り、真中のマシンを重要視する。
 NO,5「ホリゾンタルレッグプレス」・NO,6「チエストプレス」・NO,7「ヒップアダクション」に力点を置く。
 両脚押しは左マヒ踵に意識を集中して押して・戻す。
 両手挙げは左肩甲骨筋肉で左手を挙げているイメージを描きながら押し上げる。
 股関節閉じは初め両股が限度ギリギリ迄開いた感触を大事にしてゆっくり閉じこんでいく。
   
 昼は「ぷらざこむ1」活動スペースに於ける書道教室へ出席する。
 前回から2週間復習を怠った為、即添削をお願いする作品は無く、本日頂戴した行書 お手本に集中して三枚仕上げる。
 初めのお手本の一枚目は慎重に、二枚目は筆先を強く大胆に、三枚目は添削を意識して書き上げる。
  
 添削された先生のご訓示は筆先を「トン」と入れたら一寸浮かして抜いていく。
 「トン」と入れたら真っ直ぐに下ろし、引くのは肩で動かす位の柔らかさで、押えたら上に「スー」と抜く。
 本日の行書お手本は木編(きへん)が多く、苦労する。
 コツを伺うと左の撥ねは上の横棒長さに収めると綺麗に書けるとご指導いただく。



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