片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

手摺握って全身浴の浴槽、ジエット噴流に浮き上がる心地良さ!

2015-11-30 13:22:24 | 診察・治療・鍼灸

明るい日差しの早朝、太平洋側各地は晴れる所が多いでしょう。関東以西の最高気温は15度を超えて、日差しが暖かいでしょう。四国や九州では20度前後まで上がるので、上着は軽めのもので十分です。(tenki・jp)

日本の株式市場はパリで13日に起きた同時多発テロを冷静に受け止めた。事件後の初営業日である16日の日経平均株価は、13日終値比1%下落にとどまり、翌17日には200円超の反転上昇で事件前の水準に戻った。(東洋経済オンライン)

 

8:30分鍼灸院「むくの木の森」片麻痺硬直治療受診、11月 月曜日N先生受診日チェックすると、11/16個人的都合で欠席、11/23祝祭日で休業の為、3週間ぶりの治療日となる。

麻痺左腕の肩関節はケアを怠ると就寝時に厭な疼痛が蘇ってくる。
右横向きになると緩和されるが上向き寝は肩がベッドへ落ちる引力の起因で肩関節筋肉が引きずられ、ズキズキと痛みを伴う。

受付スタッフ支援で、「超音波水治療装置オンパー」受診、冷え込んだ外気温で手先まで痺れている右手、麻痺硬直で握り締めが固くなった左手を”ONPAR水治療装置”に浸した瞬間は高温にビックリするが次第に慣れ、少しづつ全身が柔和になる感じ。

手や足を温め、抹消循環を良くすることは温まった血液が熱と共に全身を循環します。その結果、心臓や内臓に負担を掛けることなく温まる事が出来て効果抜群。

全身のバランスや自律神経のバランスを整える事が出来るのです。

10分間の受診後はベッド仰臥姿勢で物理療法受診、更に電磁盤で温熱と刺激を受け、10分間安楽の時間を過ごす。

按摩マッサージ鍼灸師N先生の治療は鍼灸から開始、片麻痺左”手の甲”ツボに鍼を打ち、更に数回深部までトントンと刺激を与え、麻痺足、健常上肢・下肢に順次手技を終えて、お灸に移行される。

鍼灸治療後は、5分間余り、暫時安楽の時間を取られるのがN先生の特徴。

今一つの特徴は「整体術」に秀でてた手技を持たれ、片麻痺患者が苦心惨憺して、顎の切り込みが設けられた胸受けクッションに「うつ伏せ姿勢」を取ってからの整体技術は素晴らしい。

先ず腰の歪訂正、顎の位置、両手修正から始まって上体を整えてから下肢への調整。
外へ開いている麻痺左足の捻じれを直し、右足の位置を修正されると苦しいベッドへの下向き姿勢が一変して心地良い安楽姿勢になるのが不思議。

按摩マッサージは、麻痺左側のみ、さするように撫でながら軽いタッチでの手技、力を加えるのは麻痺左肩甲骨筋の硬直緩和指圧のみ。

仕上げは、麻痺左上肢のストレッチ、其の手技は無慈悲に、麻痺左手肘・左肩関節を両手を使って左右廻旋・逆ねじを巧みに展開される。

施術後、3週間の空白を述べると”施工中に硬直が戻っている”感じたと指摘され、改めて週一回治療の必要性を再確認する。

按摩マッサージ鍼灸の後は、ゆっくり寛ぎを愉しむ社家郷山 鉱泉湯「かぶとやま荘」に向かう。入浴券の半券(200円)を「クーポン台紙」に貼付いただく受付スタッフに”明日から愈々「師走」突入ですね”と話し掛けられ、後1ケ月で2015年の終わりを自覚する。

珍しく浴槽内は二人、湯船段に腰を降ろし11月を振り返り、11/6高野山詣で、11/8 高校同窓会、11/10明月記昼食会、11/23視障協イベント等恵まれた日々に感謝する。

半身浴から全身浴へ移るには、右手で確り手摺を握って思い切ってジエット噴流に身を任せる。
泡立つ噴流に全身を預けると心地良さは格別、水中に浮かんだまま水流マッサージを受診している気持ち良さはまさに天国気分。

帰途、喉が渇きコンビニ「フアミリーマート」にて井上卓弥著「満州難民」を読みながらコーヒータイムを持つ。