2010 04 26(月)
昨夜の弘前城夜桜見物から一夜明け、宿泊した「青森ロイヤルホテル」を朝8時30分に出発し再び弘前城へ!
ツアーバス出発のその前にホテル周辺を散策。
驚いたことに泊まったホテルは高い山(阿闇羅山あじゃらさん 709m)の上に建っていたのです。
このホテルには隣接して青森ロイヤルゴルフクラブやスキー場がありましたから、山上の見晴らしの良いリゾート地区なのでしょう。
4月も末と云うのに、ゲレンデには所々に残雪がありました、たしかに今年の寒さは長かったですね。
遠方には津軽富士とも呼ばれる岩木山(標高1625m)と津軽の夏を彩る弘前ねぷたで有名な弘前市街地がハッキリと展望できました。
ホテルを出たバスは昨夜の同じ「津軽藩ねぷた村」に駐車。
旗を手にした添乗員に従って桜見物の弘前城へ・・。
来年は弘前城築城400年ですからイベントマスコット“たか丸くん”も「恋へよ津軽」と観光客誘致に一役かっていました。
「恋へよ津軽」は「来いよ津軽へ」って意味もあるそうです。
今日は弘前城の正門の三の丸追手門(大手門 1611年築、重要文化財)から入城。
今日は朝から晴れたとはいえさくら花は昨夜と同じく蕾のままです。
でも、津軽弘前は無風快晴の素晴らしい天気!
花は期待出来なくても散歩をかねて“みちのく三大さくら名所”の一つで、「さくらの名所百選の地」にも選ばれた弘前城見物です。
本当は桜が咲いていればタメ息が出るくらいの美しさでしょうね・・・。
桜樹に囲まれた朱塗りの欄干は「杉の大橋」で中濠に架かっています。
少し斜めに立つ枝垂れ桜は樹齢100年の「二の丸大枝垂れ」。
弘前城で一番大きな枝垂れ桜で樹高16mのエドヒガンザクラ種。
弘前城の絵葉書によく登場する「天守閣と桜」の構図ですね。
下乗橋からの天守閣が一番きれいに見えました。
桜の花が咲かなけりゃ古木の幹でも観賞するっきゃないって・・・。
この桜樹は日本最古のソメイヨシノで、植栽されてから130年経つ風格ある古木です。
(因みに、ソメイヨシノ寿命60年説は真っ赤な嘘。樹木に寿命はありません。)
幹に咲いた桜の花が妙に愛おしい・・。
弘前城公園のボランティアの方の案内で桜古木の観賞が続きます。
土手の上に聳え立つ桜木は樹高13mのカスミザクラ。
1715年に津軽藩士が京都から苗木を運び植栽した樹齢約300年の古木。
囲いの中の桜は「弘前雪明かり」と名付けられた樹齢50余年のサトザクラ種。
満開時には白い八重桜花が美しく咲くとか・・・。
弘前城公園の広い園内には約2600本の桜樹が植えられているそうです。
確かに、何所を見てもサクラ・さくら・桜でした。
満開の桜の下で宴会でもしたら楽しいでしょうね・・。
美しく咲く桜を観て「願はくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ」と詠んだ西行法師もいましたね・・・。
桜のトンネル道もまだ蕾トンネルでした。
でも、露店は朝から頑張って営業しています。
弘前城公園にある“日本一太いソメイヨシノ”を昨夜に引き続き再び見物です。
夜桜も良いですが、幹の観賞は晴天の昼間ですね。
日本一太い幹のソメイヨシノは樹齢120~130年、樹高10mで幹周はなんと537cmなのです。
長年の風雪に耐えてきた巨樹幹には歴史の風貌が伺えます。
奥に見える桜樹も見応えがありますよ。
蕾の桜をたっぷりと堪能?してバス駐車場までの帰路、弘前城外濠で美しい鳥たちを発見!
凛々しく立つ真っ白な鳥は白鷺でしょうか?
お濠を春の陽を浴びてノンビリと泳ぐのはカラフルな鴛鴦(おしどり)?
北国の津軽にはまだ自然が豊富に残っている証拠ですね。
満開の「弘前城公園の桜」動画をお楽しみ下さい。(kazusajin様撮影)
桜の名所 弘前公園(空撮あり) Cherry blossoms at Hirosaki ruins of castle
次回は秋田県の田沢湖へ向かいます。
2010 05 11(火) 前橋市時々
最高気温17℃
おまけコーナー。
珍発明“下町のエジソン”。
Chindogu
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