2009 04 15(水)
前日の根尾谷淡墨桜の葉桜と彦根城夜桜見物から一夜明けて、曇り空の早朝7時30分から散歩がてら、宿泊の長浜ロイヤルホテルから徒歩5分程の長浜城へ・・・。
琵琶湖畔を散策していると、湖水に洗われる岸辺にナニヤラ石標がぽつんと立っていました。
湖水の中に立っていたには、秀吉がここから汲み上げた水で茶の湯を楽しんだと言われる“太閤井戸”の址。
太閤秀吉の時代はこの辺は陸の上だったのですね。
湖畔からなだらかに上る散歩道を歩いて長浜城方面へ・・・
桜の花はすっかり散って、長浜城までの道一面は美しい桜色に染まっていました。
途中の林の中に「猫柳 湖畔の春は ととのはず」(俳人・五十嵐 播水)の句碑。
爽やかな湖畔の春にぴったりの名句ですね。
しばらく歩くと、少し高くなった場所に長浜城の天守閣址の縦石碑と銅像が見られます。
銅像は戦国時代に長浜城主だった豊臣秀吉公。
長浜は昔し今浜と呼ばれ、バサラ大名として名を馳せた京極道誉の領地でしたが、姉川の合戦の効により、今浜は秀吉に与えられました。
秀吉は今浜の名を長浜と改名して城下に楽市楽座を設けて大いに繁栄させたのです。
石垣の上に立派な天守閣がそびえています。
散っていましたが、桜が満開時には見応えがあったと思われます。
この長浜城一帯の豊公園は財団法人・日本さくらの会の“さくら名所百選”に選定されている桜の名所なのです。
今ある天守閣石垣の下に昔の長浜城本丸址がありました。
現在は石碑と立派な松の木が植えられていました。
早朝の長浜城には人影がありません。
落ち着いてノンビリと散歩しながら見物出来ました。
良く整備された豊公園に建つ長浜城天守閣に到着。
朝の曇り空にそびえる長浜城。きりっとした青空だったらと嘆きつつ・・・。
秀吉が立派な長浜城を築きましたが、江戸時代初期(1615年)に廃城となり構築物の大半が近くの彦根城築城に使用されたそうです。
長浜城天守閣の拝観時間は9時からで、天守に登っての眺望は楽しめませんでした。
まだ遅咲きの枝垂桜が一つだけ・・・。桜はやはり咲いてこそナンボ・・ですね。
朝の散歩を兼ねた長浜城見物を終えて、バスツアーは”長浜曳山祭り”見物へ・・・。
次回は長浜曳山祭りです。
2009 04 29(水) 前橋市 最高気温22℃
おまけコーナー。
夜の建物に見事なアニメーション。
Videoprojection Showreel 2009 EASYWEB