2009 04 04(土)
伊勢崎市郊外に昨年暮れOPENした巨大ショッピングモールへ買い物に行った帰路、その近くにある有名な権現山古墳の桜花の観賞に・・・。
伊勢崎市と桐生市を結ぶ県道68号線の豊城町交差点を折れた場所に権現山古墳があります。
古墳の上り口の正面にあるラブホテルの脇に無料P場があるので桜見物には便利です。
権現山中腹にある神社への参道を進むと赤い鳥居。
鳥居越しの大きな桜の木が薄墨色に・・・。
鳥居から階段を上りながら、花曇りの空の下桜を見物しました。
先週は花冷えの寒い日が続いたので桜は5分咲きほど・・・。
神社脇の広場にある数本の桜木は日当たりが良いのか、ほぼ満開状態。
見応え充分でしばらく桜を堪能してから傍に建つ神社の参拝へ・・・。
広大な権現山古墳中腹を削って建てられているのは“蓮神社”。
崇神天皇の皇子である「豊城入彦命」を奉り、鎌倉時代の元亨元年(1321年)に建てられた由緒ある古社なのです。(平成10年改築)
社殿前に置かれた草花にも春の息吹が・・・。
蓮神社の参拝を済ませ、権現山古墳の木々の間を更に上へ上ります。
権現山古墳の頂上部へ到着。 海抜91mの標識もあります。
頂上部には「八寸権現山の宝塔」なる古びた大石塔が安置されています。
この宝塔の高さは222cm。 赤城山から流れ下る粕川流域に多く分布する赤城塔と呼ばれる形式の石塔で、14世紀の南北朝時代に造立された古い石塔です。
古墳の頂上なのに黄色く咲いているのは水仙の花でしょうか?
権現山古墳の北斜面(裏側)の桜を訪ねてみました。
北面なので桜花は4~5分咲きで、あと一週間すれば満開と思われます。
でも、せっかくですからノンビリと開花したての桜花を眺めて春を満喫です。
権現山の桜の木々の下は直ぐには人家が迫り、伊勢崎市の環境の良い住宅地になっていました。
権現山の裏鳥居は大きく、正面と見間違えるようです。
権現山で少し早めの桜見物を済ませ、春を告げる草花が咲き乱れる丘陵道を散歩しました。
紫色が鮮やかな「ムラサキハナナ」。 別名は大根花と云うそうです。
色合いが愛らしい可憐な草花です。
権現山古墳は「八寸権現山」と呼ばれ、高さ約20m直系200mの円丘古墳。
中腹部から裾部にかけて直径20mの小円墳が30基築かれて権現山古墳群を形成していたそうです。
古墳の築造は6世紀頃で、相沢忠洋氏により丘陵部の崖面から約4万年前の石器が発見され、権現山石器文化と名付けられた文化地層が確認されたとの事です。
伊勢崎市で桜と古墳を見物して楽しんだ一日となりました。
2009 04 07(火) 前橋市 最高気温23℃
おまけコーナー。
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