2008 10 05(日)
二本松市の“二本松提灯祭り”から引き続いて福島県の観光です。
昨夜は郡山市のホテルに夜遅く着いて宿泊。
5日はノンビリと朝寝坊してから車で名勝“阿武隈洞”へ・・・。
郡山市の左に隣接する星の町・田村市が誇る天文台から眺めた阿武隈洞がある岩山”東釜山”。
白い岩肌から全山が石灰岩で出来ているのが良く判ります。石灰石を切り出した跡ですね、切羽の高さ140mとか。
流石に有名な観光地です、駐車場や売店・レストランなどの設備は良く整っています。
公園風の広場には遊び心いっぱいの銅像も、奥に見えるスロープを歩いて阿武隈洞へ・・・。(この場所の標高は610m)
整備された遊歩道を1~2分で阿武隈洞の入洞口に到着。(料金1200円)
全体的には薄暗い洞内ですが、通路に照明がついて歩き易くなっています。
頭上から様々な鍾乳石が垂れ下がって奇妙な別次元の世界に迷い込んだ気分です。
見所にはスポットライトの照明が点けられて見易くなっています。
洞窟内の途中で別途200円支払い探検コースへ・・・。
それぞれの鍾乳石や石筍には相応しい名前が付けられています。
カメラレンズに水滴が付着したので画像中央がぼんやりと してしまいました。
”石化の樹林”と名付けられています。
”滝根御殿”と名付けられた広い洞内空間が一番の見所です。
ステンレス製の階段を上り“竜宮殿”方面に・・・。
見物客の感嘆の声が洞内に木霊していました。
下の画像は“観音像” “根滝の斜塔” “不滅の滝”。
下の画像は“月華の滝” “白銀の滝” “黄金柱”。
私達の想像を超えた幾千万年の歳月で石灰石が侵食されてこの様な不思議な地底世界が生まれたのです。
“黄金柱”の上からはカーテン状の鍾乳石が垂れ下がっていました。
まさに不思議の世界、地底のファンタジーが実感できます。
阿武隈洞の設備は良く整っています。指示板通り進めば洞内で迷う事はありません。
歩を進め”竜宮殿”に向かいました。
巨大な“きのこ岩”、これが食べられたら何人分かしら・・・。
“月の世界”など雰囲気に合わせた色々な名前が面白い阿武隈洞です。
写真を撮りながらノンビリと見物して約1時間弱の行程でした。
阿武隈洞は1969年(昭和44)に石灰石の採掘中に発見されました。
現在公開中の奥に未公開部が約2500m程あり、学術調査中とのことです。
日本でも有数の規模を誇る鍾乳洞“阿武隈洞”、東北方面に旅したらぜひ見物したい場所ですね。お奨めいたします。
2008 10 31(金)記。 前橋市 最高気温15℃