ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第141回 長野県佐久市 コスモス街道 佐久の鯉料理

2006-10-24 00:07:00 | 旅行

9月24日(日) 秋咲く花の中で一番好きな花・コスモスを観賞に妻とで出発。

蒟蒻と下仁田ネギで有名な群馬県下仁田町を通過して、国道254号線は山岳地帯に入ります。
きつい勾配ですが良く整備された坂道を上って行くと、眼前に航空母艦の様な巨大岩山の荒船山(標高1422m)が迫ってきました。

高さ200mほどの垂直岩壁が人を拒絶するかの様に超然とそそり立っています。
横目で荒船山を見ながら254号線を辿って、神津牧場の下から群馬と長野の県境の“内山トンネル”を抜けて長野県へ。
昔の内山峠越えから比べると、内山トンネルが開通してから、長野・佐久方面へは楽に短時間で行くことが出来るようになりました。

内山トンネルから5~6分も車で走れば、そこは一面のお花畑
!!

佐久市自慢のコスモス街道の入口に到着です。
 
国道の両側に満開のコスモスが秋の陽を浴びて輝いていました。
 
コスモスって華やかさの中に可憐さも漂っていて綺麗な花ですね~。
コスモスとは古代ギリシャ語美しいという意味だそうです。

佐久市に向かってを進めると、右手に岩峰の名所内山峡が見えてきます。
 
奇岩怪石が爽やかな秋空に聳えていました。
ローソク岩・傘岩・お姫岩など、それぞれの岩に名前が付いています。 (上写真は屏風岩
 
佐久市のコスモス街道全長9Kmに亘って満開の秋桜で輝いていました。
コスモス街道の中間にはコスモス祭り広場があり、地元農産物の直売中でした。
広場中央の展望台からは一面のカラフルなコスモス畑が観賞できます。
 
近くには休憩小屋もあって、長野名産・野沢菜や茶菓子も無料サービス! 

折角、佐久市まで来たからには、佐久の鯉太郎で有名な鯉を食べに佐久市・野沢地区へ。
佐久の鯉料理店で一番と云われる創業大正13年の料亭花月で昼食にしました。
 
「花月」の鯉料理には雪・松・竹のランクがあり、お手頃な竹コースを注文。

料理の最初に出されたのが鯉の鱗煎餅。(写真・下左)
煎餅とは云っても鱗に薄い衣を付けて油で揚げた品です。普通なら捨てる鱗ですが、アイディア活かした上手な廃物利用です。カルシュームたっぷり!!
鯉の鱗に生臭さは全く無く、塩が振りかけてあり、ちょっとしたオツマミです。
 
鯉料理・竹コース(2840円)は写真のとおり、鯉の洗い・鯉の甘露煮・鯉こく等の鯉尽くし。
鯉の泥臭さが全く無いので、女将に聞いたところ、「鯉は千曲川の清流で飼って、泥臭を抜いてから調理する」との事。 確かに爽やかな鯉の味でした。

私は川魚が大好きですから、全部完食!! 女性には竹コースでも量が多くて・・・。
年に一度くらいは鯉料理を食べたいものですね。

鯉料亭・「花月」の前には成田山薬師寺と云う古刹があり、その山門脇に変わった名の地蔵尊がありました。
その名もぴんころ地蔵!! 
名前のとおり生きている間はピンピン元気で、死ぬ時はコロッとですね。
 
読者の皆さんも病気で長く寝込んで、周りに迷惑を掛けない様に写真の“ぴんころ地”を拝んでコロッと逝きましょう・・・ね! (ぴんころ地蔵の本名は長寿地蔵尊

パステルカラーコスモス街道で眼を、また美味・鯉料理で食欲の秋を満喫した楽しい一日でした。


佐久市内を少し見物してから長野県側の荒船山を眺めながら帰路へ・・・。


コスモス街道」   狩人




2006 10 24(火)記。    前橋市      気温15℃ 12月上旬の寒さ。

10月24日   国際連合の日  暗黒の木曜日(1929年この日から株の大暴落)
          トリコロール記念日(フランス三色国旗)