ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第130回 新潟の旅 2 北方文化博物館(豪農・伊藤家)

2006-09-16 22:55:55 | 旅行

9月9日 小千谷市の闘牛「牛の角突き」を見物してから、また上越高速道を走って、長岡市・新潟市を過ぎて国道7号線を北上し、新潟の阿賀野川西岸・沢海(そうみ)地区にある(財)北方文化博物館を訪ねました。

北方文化博物館の北方はキタカタではなくて、ホッポウと読みます。

ここは以前は豪農伊藤家の館と言っていましたが、久し振りに訪ねたら北方文化・・と小難しい硬い名称になっていました。
 
団体入場口とは反対側の正門から中に・・・。(入館料800円高くなりました。)
 
さすがに越後第一の大地主だけあって堂々たる構えの玄関!(節無しの総欅造り。)
何故か純和風の玄関に洋風な彫刻像が置いてあります。ちょっぴりと違和感あり。

 
伊藤家の母屋に入って、まず目に付くのは廊下の(ケタ)の磨き杉丸太の長さです。 長さ30mで福島県会津から阿賀野川を筏を組んで運んだそうですが、30mもの杉を傷付けずに良く運べたものですね。(写真左。)
日本庭園に面した大広間は60畳程もあります。
 
母屋の奥には池に全国各地の名石を配置した、鎌倉・室町様式の広大な回遊式日本庭園です。庭園内には5つの茶室が点在。
 
座敷を囲む廊下には、柱が全くない吊り欄間の高度な技法が見られます。(右写真)

 
大名がお金を借りに来た程の大地主ですから、邸宅内にはお宝がザクザク!!

三楽亭と名付けられた正三角の茶室兼書斎もありました。
室内の柱・建具・畳の殆どが三角形か菱形で遊び心いっぱい、道楽三昧の建築物です。
 

広大な邸内には伊藤家代々が収集した美術品を展示している、白壁と張り瓦の蔵造り“集古館”もありました。
 
浮世絵から中国の唐三彩、さらに古代エジプト美術まで膨大な収蔵品です。

昔しの大地主(戦後の農地解放までの。)の財力を如実に物語っている巨大邸宅
伊藤家は江戸中期に農民から身を起こし、代々商才と蓄財に才覚を表して田畑を買い集め、全盛期には田畑1370町歩・山林1000町歩を所有した大地主。 小作人は2800余人、収入(作徳米)が3万俵余と云うから大名クラスの規模です。
(1000町歩を越える大地主は酒田の本間家や新潟の伊藤家・市島家など、全国に8家のみ。)

この豪農・伊藤家住宅は明治15年から8年の歳月をかけて建てられた由。
敷地8800坪、建坪1200坪、部屋数65を数える純日本風邸宅で国の有形文化財に登録されています。

新潟方面にお出かけの時は、米どころ越後・豪農の館に立ち寄っては如何でしょうか。

2006 09 16(土)記。    前橋市     気温24℃ 

9月16日   国際オゾン保護の日  競馬の日  マッチの日


凶悪サリン事件オウム真理教代表 松本智津夫(麻原彰晃)の死刑が確定した
だけど、死刑執行しても麻原は絶対に死なないと云う噂が!!
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オウム麻原彰晃って空中浮遊”を会得してるんだって・・・。(笑)