キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

春酒!台湾の宴会

2017年03月08日 | ☆旅行─台湾


春酒。という毎年陳昇(ボビー・チェン)が開催している宴会付きコンサートに行ってきました。場所は、これも恒例の西門町にある紅楼(日本時代のレンガ造りの建物です)今回は日本から参加したのは私だけ。会場について知り合いのいる席を探します。今回は香港の人たちと一緒の席に座りました。左隣はジョニさん、右隣は上海から一人で来たという男の子、初めまして。10人の円卓で知らない人は二人だけだった。これなら楽勝です。

香港のファン仲間とは付き合いが長いし、香港に訪ねていったこともあるしで 緊張しない関係。ジョニさんはひところよく日本に来てて、よく会ってたんだけど、ここのところ来日仕事は少ないらしい。最近はサムホイ(許冠傑)のコンサートツアーを主催してるとか。すごいっ、チケット回してほしいっ。

あまりにリラックスしすぎて、主役の陳昇と話もしなかったし、2ショット写真も撮らなかったよ。しまった。何やってるんだ!<自分。

でも、それなりに積極的に楽しみました。

まず、年末のコンサートで目が釘付けになった男前のキーボード奏者がいたので、知り合いに頼んで、2ショット写真撮らせて貰った。(オバサンだな〜やってることが)

隣に座ってた上海の男の子とも交流。彼は遠くから見てるとヤンチャな感じがしてたのだけど、話してみるとはにかむところもあって可愛い。でも台湾人の雰囲気とはやっぱり違うな〜。ファン歴6年って言ってました。コンサートに来るようになって2年なんだそう。「大陸のファンは熱情だよね〜」って話をした。やっぱり大陸では陳昇に会えないから、こういう機会に弾けちゃうんだと言ってた。

彼が「陳昇の奥さんだ!」と席を立っていったので、私も後を追ってボビーの奥さんに挨拶。

その後、文香さんがちょうど私の横を通ったので、まず挨拶。「コンニチワ」と文香さん。文夏さんも来てるというので、ご挨拶しに行く。文夏さんの隣に陳昇が座って話してたんだけど、私が来たのを見て「YOKOここに座って文夏先生とお話しろ」と席を立っていってしまった〜あら〜〜。
私は文夏先生の隣に座ってそれから日本語で色々インタビュー。貴重なお話を伺えました。(このお話はまた後日シェアします)

同じテーブルに、ボビーの奥さん、歌手のフィル・チャン(張宇)ご夫妻もいて、フィル・チャンにもご挨拶。「前に三個好男人のときにお目にかかった日本人です」と自己紹介したら「知ってますよ」との返事。ほんとに?!覚えてるのかな〜??2ショットをお願いして、カメラを渡したのが彼の奥さんで有名な作詞家の十一郎さんだった…不覚。どおりで見たことある顔だと思ったんだよね。

文香さんに「先月東京で撮った写真もらってないよ」と言われたのでその場でLINEの交換(!!)。普段使わないから難しかった。無事写真送れました。文香さんからはスタンプがガンガン届いた。使い慣れてらっしゃるご様子。

最近は台湾でもほとんどお酒飲まないようにしてるけど、この宴会ではワインにウイスキーに、とたくさんいただきました。新年会だからね。


みんな料理が来るたび写真に忙しい。


基本は赤ワイン。


そうそう、こういう円卓(バンドォっていう)の宴会料理食べる機会何度も有った割に、お作法とか無頓着でした。でも、今回気が付いたことがありました。こういう席では、1人分の食器としてあらかじめ、皿、お椀、箸、コップが一組用意されているのですが、周りの皆(香港人、台湾人、上海人ともに)は皿の上にお椀を置いて、すべての料理をお椀にとって食べ、骨とか貝殻をお皿にのせてる…。私はというと、汁物はお椀に、固形のものはお皿にのせて並行して食べてた。上の写真でも確認できますね。



このことに突然気がついたので、周りの人に「もしかしてそれが正式な食べ方なの?」と聞くと、「そういうわけでもないんだけど、この料理ならそうするなぁ。もっと大きな料理、例えば蟹とかなら皿の方に取ることもあるけどね。料理に寄るかな」とのこと。

キャー恥ずかしい。と騒いでいたら気にしないで大丈夫と慰められた。

これは、あれですね、習慣の問題ですね。
汁物と固形のものを分けないんだな、中華の人たちは。汁物だろうと、揚げ物だろうと、おこわだろうと、出てきた順番にお椀にとって食べ、食べ終わってから次の料理を食べるわけだね。

次からは私もそうしよう~。

ホステルの親切なスタッフ

2017年03月07日 |  └─台湾のホテル
今回の宿は「ネクスト台北西門町」というホステル。
リピートです。ここは私の台湾でのホステルデビューとなったところ。ここの印象が良かったので以降もっぱらホステル泊になったのでした。今回西門町でのイベント参加が目的なのでこ再訪を決めました。

チェックイン時、二回目ということで、説明は省略してもらったのですが、担当してくれたスタッフがすごく親切でした。部屋まで荷物運んでくれるし、朝ごはんの場所を説明してくれて、聞きもしないのに周辺のおすすめ飲食店を色々教えてくれました。(朝ごはんつきなのに、外で朝ごはんを食べるならここがおすすめというのも教えてくれました)何より驚いたのは、私の名前をすぐに覚えてくれて、出かけるときやチェックアウトの時、「ヨーコさん、オハヨウゴザイマス」「傘持ってますか?」「ヨーコさん、いってらっしゃい」とか声かけてくれたことです。すごい〜。

こんな親切なスタッフを揃えて、以前はつかなかった朝ごはんも付いて、以前は有料だったコーヒーも無料になり、それで一泊600元2000円くらい。私には関係ないけど、喫煙スペース(共用ベランダ)があるのも珍しいホステル。

残念ながら、朝ごはんは食べに行くことができませんでした。台北駅前のネクスト台北と同じく、近所にある「台北日記」というホテルの朝ごはんが食べられるんだと思います。台北駅前は同じ建物内にあって便利でしたが、西門町は建物が違うのもあり、体調の問題もあって行かなかった。3泊分もあったのに、もったいなかった。たぶん豪華な朝ごはんだと思われます。

このホステル、前に来たときはそれほど感じなかったのだけど、韓国人御用達状態になってるみたい。「留言ポストイット」見てもハングルで埋まってる。同室の子たちもラウンジの子たちもほとんど韓国人の女の子だった。最近、韓国人の女の子って海外旅行先でよく目に入る、目立つからかな?台湾も旅行先として人気なのかもね。(最近韓国人の女の子を狙った卑劣な犯罪が台湾で発生してたので、影響がなければいいけど)












初めて泊まった時の記事


タクシー内での会話

2017年03月06日 | ☆旅行─台湾
台北に到着して駅から宿まで間近い距離だけどタクシーに乗りました。
タクシーの会話はお決まりの、

「どこからきたんですか?」
「仕事?観光?」
「何日いるんですか?」
「どこに行く予定ですか?」


から始まり、それに答えていると、

「中国語上手ですね」(当然のお世辞)
「どこで勉強しましたか?」


ここまでが、毎度おなじみだいたいのの定型文です。だから答える方も慣れたもんです。今回はそこからお天気の話に発展。私が「ここ数日台北寒かったみたいですね?」と振ると、

「今日は、温かいですよ。台北の春の天気は『ホームーシン』と言うんです。」

ホームーシン
なんだろ??と、分からないでいたら、運転手さんが色々言葉を尽くして説明してくれました。ホームーシンは、漢字で書くと「後母心」。継母の心ということらしい。変わりやすいってことを表してるんだそうな。なんか前にも聞いたことあるかも。そして、「端午節までは冬服をしまいこんではいけない」とも言われています。という話。

勉強になるな〜。


そのあと、私が行く予定といった大平山の話になり、寒いですよ。雪が降るかもしれませんよ。とか、一泊で行くといったら、それじゃあ時間が足りないですよ。とか、「ポンポンチャー」がありますよ。とか、色々話してくれました。ポンポンチャーつてなんだろう??
後でこれは「トロッコ」と判明。




桃園MRTの台北駅からタクシーに乗ると、運転手の名前を書いた紙を渡してくれます。レシートも出た。これ初めて見たかも。1.2キロ、たったの85元の距離でしたが、なかなかよい中国語の勉強になりました。


※帰国して調べてみたら、「後母心」のこと、このブログに書いていました。2013年の記事「最大の中文クラス」すっかり忘れてる‥‥


祝!桃園空港MRT開業

2017年03月05日 | ☆旅行─台湾


ついに台湾のメイン空港である桃園空港(昔は蒋介石国際空港って言ってた)と台北市内が鉄道で結ばれました!!先月は本数限定で無料開放してたらしいですが、今月からは正式開業で半額で乗れました。(桃園空港→台北駅は160元

これまでバスかタクシーしかなくて、渋滞で時間が読めなかったりしたので、鉄道の開通は本当に喜ばしい。
台北駅まで35分くらいで到着できます。

新しい駅は、構内広々。
悠遊カード(スイカみたいなもの)で乗れます。券売機のところにすごく並んでたので、スカイライナーみたいに指定席なのかも?と思って(全然調べていなかった)係の人(オープンしたばかりなので大勢いる)に聞くと、カードならそのまま乗れるとのこと。

ホームへ。
ここの駅は始発ではなく、行き先が2つあるので注意が必要です。「台北駅」行きに乗ります。

到着した車両は、荷物おきのスペースがある他は普通の地下鉄。ぎりぎり席を確保しました。立ってる人も結構いました。





車窓に広がる景色が新鮮。
桃園の近くの田んぼには水がはられてたけどまだ田植えはされてなかった(翌日行った東海岸の宜蘭では田植えが済んでた)




台北駅が終点。
この駅も広い。
今日はタクシーで移動しよう。
タクシー乗り場は改札から近く、係の人がいて運転手の名前が書かれた伝票みたいなのを切って渡してくれます。
並ばずにすんなり乗れました。

桃園空港がぐんと便利に近くなりました。



写真は帰りに乗ったときのもの。
空港に向かうときは注意が必要です。私は1タミで降りるのに、ぼーっとしてて降り損ねそうになった。ホームに書いてある駅名が小さくて目が悪いので見えないのですね。危なかった。皆さんご注意を。

向島の寮(半七捕物帳)

2017年03月05日 |   └─半七捕物帳
森沢 幸 (ナレーション)

あらすじ
「土蔵の中には大きな蛇が祀まつってあるんだそうで……。それに三度の食物を供える。それには男の肌を知らない生娘きむすめでなければいけない…」。雇われた生娘が土蔵で見たのは…。幕末の江戸を舞台に、人情に篤いがクールな知性派、岡っ引きの半七親分が大活躍!


ネタバレします


これは完全にホームズだ!!
ブナ屋敷だ。

話は面白いけど、設定にちょっと無理があるかなー。
寮番夫婦は自分たちだけで手が足りないなら、お蛇様のお供えのご飯の世話は自分たちで賄って、その他の母屋や庭の掃除とか、そういう仕事に女中さんを使えばよかったでしょう。そうすれば発覚しなかったのに。
田舎者を馬鹿にしすぎでは?

向島の寮と言えば宮部みゆきの時代小説にも登場します。
宮部みゆきが、半七ファンだからかな、あるいは寮といえば向島だったのか?


半七で学ぶ江戸文化
・この時代、田舎者の娘でも読み書き普通にできる。彼女の書いた手紙が事件解決の端緒。


 →青空文庫「向島の寮」へ

勘平の死(半七捕物帳)

2017年03月04日 |   └─半七捕物帳
朗読:藤田かおる

あらすじ
衆人が見守る舞台上での殺人事件!半七親分が酔っ払いを熱演する目的は?江戸のホームズ、半七親分の活躍を朗読で楽しもう。
素人芝居「忠臣蔵」の勘平を演じる大店の息子が、本番の真っ最中に殺された!
半狂乱の実の母に頼まれて捜査に乗り出した半七は、自らも店先で大芝居を打ち、犯人を炙り出す――。
幕末の江戸を舞台に、人情にゃ篤いがクールな知性派、半七親分が大活躍!


以下、微妙にネタバレします。

素人芝居
すり替わる凶器
舞台上の死の臨場感
事件の動機は、陳腐と言えば陳腐ですが、半七の人情味あふれる解決法に感心します。

この解決法、今の価値観だとちょっと首をひねるところもありますが、江戸までさかのぼらずとも、松本清張の作品などでもこういう処理の仕方を良しとする価値観は受け継がれていたと思います。(ゼロの焦点とか)

半七に事件の調査を依頼に来る人物にひねりがきいてて、この人情話がもりあがります。
「依頼人」の存在は、シャーロックホームズでは、割合に必須条件ですが、半七捕物帳では、あまり依頼人というのは登場しませんので新鮮でした。ここかお上の十手を預かる半七と、私立の諮問探偵であるホームズとの違いですね。

「だが、旦那、このことは無論内分にいたしますが、江戸中にたった一人、正直に云って聞かせなけりゃあならない者がございますから、それだけは最初からお断わり申して置きます」
こういう物の言い方、ホームズにも共通しますね。ホームズはもうちょっと皮肉が利いてるか。


半七で学ぶ江戸文化
・磔の処刑の仕方が事細かく描写されていて怖かった。
 腋のほうから何度も槍を刺して絶命させるのですね。ブルブル・・・。

 → 青空文庫「勘平の死」へ

春のお酒を飲みに台湾へ

2017年03月03日 | ☆旅行─台湾
「春酒」と中国語で言うと「新年会」という意味になるそうです。
毎年このくらいの時期になると、私の大好きなボビー(陳昇)オジサマは「春酒」と題したコンサートを開きます。「新年会」ですから、コンサートの前に宴会があるのが毎回恒例。中華の丸テーブルで、知らない人たちと一緒にご馳走を食べます(お酒もたっぷり差し入れられます)。前回参加したのは3年前になるので、「また、そろそろ参加したい」と、今年は万障繰り合わせていくことにしました。宴会まで含んだチケットは限定50席のみの売り出しですから、プラチナチケットとまではいきませんが、手に入れにくいのです。なのに、今年はチケットの発売情報を見逃してしまってました。発売当日発売1時間前に、台湾の友人から「今チケット買うのに並んでるところなんだけど、YOKOの分も買う?」と連絡が入り、あわててお願いしました。

あぶないあぶない。
(でも、こんな風に連絡もらうとか初めてです。ラッキーでした)


最近、台湾に行ってもいつも駆け足、ということが続いていたので、今回は3泊4日。
私にしては少しのんびりした日程をとり、初日に春酒に参加した後は少し旅行らしいことや、ご無沙汰してる友人に会ったりしようと思っていました。
でも、計画しているうちにだんだん窮屈な日程になってしまいました。
あれれ?
おかしいなぁ‥‥。



今のところの予定

初日:夕方桃園空港着→宿へ→春酒(たぶん夜遅くまで)
2日目:朝からエステ。昼ごろ台北を出発して宜蘭の山の温泉へ。宜蘭か山に宿泊。
3日目:山の温泉から台北に戻る→淡水へ。友人と会う。淡水の夕日を見る。ご飯食べる。
4日目:昼前に桃園空港着。帰国


なんかぎっしりだ。
2日目に泊りがけで山に行くことにしたのが、原因なのはわかってる。
なんでこんなことになったかというと…

2日目の午後時間あるなぁと思って、台湾の弟分、蛋蛋に
「土曜日ヒマ?どっか遊びに行こうよ」
と声をかけて
「いつも台北ばかりだから、どっか郊外へ。車出してもらえるかな?行ったことない北埔、三峽老街、猴硐、あと陶器の街鴬歌とか。あともうずいぶん長く行ってない基隆、烏來、猫空とか。おススメある?」
なんて相談していたら、
宜蘭太平山の仁澤溫泉
と強力な推し。

山奥なので、時間的に制約があるのと、午後から出かけるんじゃ日帰り無理なのとで、1泊泊りがけで行くことになった。かなりおススメの温泉地らしい。私としてもなかなか行く機会の無いところだし、車出してもらえる機会でないと自力で行くのは大変なので、楽しみ。でも山道かぁ…酔いそうだなぁ…。酔い止めを多めに持っていかねば!

というわけで、今度の台湾旅は、久しぶりに郊外へ出かける冒険旅となりそうです。
(いや、地元の人に連れて行ってもらうから、冒険じゃないか)

では、行ってきます。





お照の父(半七捕物帳)

2017年03月02日 |   └─半七捕物帳
あらすじ・解説
娘思いの真面目な父が、ある朝突然の来訪者に殺された! 死をきっかけに、父親が隠しぬいた忌まわしい過去が炙り出される……幕末の江戸を舞台に、人情にゃ篤いがクールな知性派、半七親分が大活躍!




ネタバレしますよ

完全にこれはグロリアスコット号事件。
途中ではは〜ん。と気がつきました。
河童が出てきたので、四つの署名も混ざってるか??

細かく見ていくと、この話はグロリアスコット号の翻案と思えるほど。
腕に刺青がある、罪人であることを示す刺青をかくすために紅葉の刺青を入れてる。でも半七の観察眼にかかるとしっかり見破られる。ホームズのグロリアスコット号事件でも、トリヴァ老人の腕のイニシャルの刺青(を消そうとした跡)をホームズがしっかり観察している。すっかり心を入れ替えて真人間になり、周りからも善人の評判の高い人物になっているところへ、昔の悪事を知るものが訪ねてくるというのも一緒。

実行犯として小さな人間が登場するところは「四つの署名」風味。ホームズ物語は大英帝国らしく、植民地からやってきた「トンガ」ですが、こちらは鎖国中のお江戸。登場するのは「河童」です。
河童!!
半七捕物帳は、こういう怪奇風味もたっぷりなので、幽霊とか化け猫とか狐とかいろいろ出てくるんですが、この河童には最終的にはちゃんと現実的な解説がつきます。


半七で学ぶ江戸文化
・六十六部=巡礼者。略して「六部」ともいう。
・河童の見世物は見世物小屋の定番。

 →青空文庫「お照の父」へ

レネ・リウ(劉若英) 東京公演「Renext WORLD TOUR」

2017年03月01日 |   └─POPS中華

レネ・リウ(劉若英)がついに日本でコンサートをやります!


(昨年5月台北アリーナでのコンサート時に撮影)


レネ・リウ(劉若英)は中華圏の大人気女優&歌手です。デビューは20年以上昔ですが、今や中華圏で稼げる女性歌手の筆頭だそうです。2016年のコンサート収入は中華圏女性歌手の中でナンバーワンだったんだとか。そんなに売れている印象無いですが(失礼)、出身地の台湾はもちろん、中国大陸での人気がすごいんですよね。

女優としては天性(だと思います。デビュー作見たらそう思う)の演技力と、透明感のあるその個性で独特の存在感を持っています。彼女は子供のころからピアノをやっていて、高校卒業してアメリカに音楽留学をしていました。もともとは歌手志望で、私の追いかけている台湾のシンガーソングライター&プロデューサーの陳昇にスカウト(?)され、レコーディング助手のような仕事をしながら下積み生活をしているころに映画出演の話があり、歌手よりも先に女優としてデビューしてしまいました。
それがシルビアチャンの「少女小漁」1995年。
その演技が大評価され、台湾の映画に次々に出演します。その間に陳昇のもとで音楽修行も続け、CDも何枚か出しますがそれほど売れず・・・・。音楽活動は、陳昇のコンサートにゲストで出たり、陳昇の弟子というイメージでした。


が!
4枚目のアルバムだったか、日本のkiroroの「長い間」のカバー曲「很愛很愛你」が中華圏で大ヒット!
1998年ごろのことです。それから歌手としてもスターダムに上って行ったのでした。

その後は陳昇のもとを離れ、レコード会社も移籍し、売り方を変えたら、どんどんヒットを飛ばし(売れなかったの陳昇のせい?)いつの間にか「女性があこがれる女性」の地位を確立していました。そして「結婚できない最後の大物女性芸能人」の称号も!
そんな彼女も、40歳を超えて中国の青年実業家と電撃結婚をし、44歳での高齢出産にもチャレンジ。しばらくの産休を経て、ママさん歌手&女優としてその人気を不動のものにしています。


私もこの20年間、ずっと動向を注目してきた人です。生レネのステージも何度も見ています。初めて見たのは1998年のお正月でした。まだ陳昇の弟子のイメージだったころです。2002年(もう15年も前だ!)に彼女が初めて大型コンサートを台北で開いたのも見に行きました。その時に手に入れたサイン入りTシャツは今も私の寝巻となって大活躍です。そのあとも何度か彼女の個人コンサートや舞台劇を見ています。



うちは、夫が大ファンなので、来日が決まってからというもの毎日大騒ぎ。
チケットも先行予約で購入。
友人8人のグループで大挙して観覧予定です。
去年の3月、イスンファンが来日コンサートをしたのと全く同じ会場です。
ご縁を感じますね~。


チケットはまだ絶賛発売中らしいので、ぜひお出かけください。
9500円というのは安くない金額ですが、本国へ行けば、体育館などの巨大な会場でも15,000円以上する入場料でしか見られない人です。この狭いところで見られるのはお得ですよ!


来日コンサートオフィシャルサイト



東京 2017/3/23(木) Zepp DiverCity TOKYO
開場・開演:OPEN 18:00 / START 19:00
チケット:¥9,500-(税込/全席指定/1Drink別)
チケット発売
プレイガイド イープラス:eplus.jp
チケットぴあ:0570-02-9999 Pコード:323-756
ローソンチケット:0570-084-003 Lコード:76865
楽天チケット:http://ticket.rakuten.co.jp/

For Customers outside Japan:
RENE LIU ticket is now available via Rakuten Tickets!
*Follow the link and you can make the reservation!
http://global.rakuten.com/en/store/ticket-star/item/20170323_reneliu/


劉若英ファンブログ

劉若英関係の過去記事

2008年劉若英台北コンサートレポ
2010年劉若英台北コンサート
2016劉若英台北コンサート ミニレポ
2013年「レネ・リウの手紙」(新聞記事の翻訳)


YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
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