面白いイベントへ行ってきました。
宮沢賢治の、童話の朗読と、音楽と絵画のコラボ。
内田 慈(女優)
齋藤 徹(コントラバス奏者・作曲家)
小林裕児(絵画)
演出 :広田淳一(劇作家・演出家、劇団アマヤドリ主宰)
とのことです。
会場に入ると、正面の壁に大きく三枚の紙が貼られており、そこでライブで絵が描き始められていました。コントラバスの即興演奏のような調べとともに静かに始まってました。
開演時間になり、演出の人から挨拶とちょっとした解説があり、しばらく絵が描かれるのを楽しんだあと、内田 慈さんの一人芝居と、コントラバス演奏が始まりました。
宮沢賢治のこの作品は知りませんでした。おかげで、どうなるんだろう?とわくわくしながら見ることができました。
内田さんの熱演はもちろん素晴らしい。童話をまるごと全部語るのですが、朗読ではなくて、一人芝居になってました。どうやったらあんな全部覚えられるの??
そして、ライブペインティングもとてもわくわく!
コントラバスは、ずっと出ずっぱりでした。オーケストラとかでも、なんだか縁の下の力持ちつてイメージですけど、この楽器もこんなに歌えるというか、語れるんだな~。発見でした。
女の樺の木
狐(逆さになってる。最後にわかった)
コントラバスの齊藤さんの後ろに土神
コントラバス
写真は終演後のものです。
激しく厳しいお話でした。
心の中の醜いものとの戦い。
土神が悲しかったけど、身につまされます。
子供の頃読んでも分かんなかっただろうと思うようなお話でした。