昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(221)交流全開

2014-09-29 03:49:33 | エッセイ
 昨日は忙しい一日だった。
 午前中は、ご近所の方々との交流会。
 午後は同窓会の第200回目の麻雀大会。
 そして、その懇親会。

 
先ずは食べ物の話から始まる。
「昔はざざむしなんか食べましたね」
「えっ? あのむかでみたいな?」
 
「イナゴはおいしかったですけど・・・。佃煮にして」
 
「桑の実なんかも食べたな・・・」
 
「口の周りが紫色になっちゃって、食べたことがばれちゃったりして」

「最近、ブルーベリー摘みして、ジャムにするんです。けっこう暑い中で摘むのはたいへん」
 
「三鷹には多いんですよね」
 そして話題は<生産緑地地区>に。
 
「農地だけでなく、銀杏とか百日紅とか、植木も多いですね。税金対策でしょう?」
「でも地主が亡くなるとマンションになっちゃうんだろうな・・・」

 そんな中、退職して以来音沙汰の無かったNさんが現れる。
「パソコンが壊れちゃってメールできなくて・・・」
 激痩せして落ち込んでいるという噂もあったが、なんと元気いっぱい。
 退職して一時は落ち込んだけれど、斉藤一人さんの<微差の力>に出会って・・・。
 
 なんと、今はリフォームの会社を立ち上げてフル活動だそうだ。
「前の会社で付き合っていた職人さんたちのおかげで・・・。
 以前にも増して、ピストン全開、話題の主導権を握る。
 <微差>から司馬遼太郎の<新史・太閤記>、そして世界一長寿企業<金剛組>へ。
 
 
 
 いずれも、<微差>の積み重ねでの<大差>を成し遂げる物語だ。
 そしてその微差を積み重ねる行動力の源は<好奇心>だ。
 

 ボクはそこで、午後の集まりのために退席した。

「何ですって? 彼女はあなたのブログの写真を見てボクに気づいたんですって?」
 Kくんがボクの顔を見るなり言った。
 彼女、つまりY子さんはボクのブログに載った彼の顔を見て、富山県高岡市の中学校で同級生だったKくんではないかとボクに訊いて来たのだ。
「小さくて目が丸くてかわいい子だったんです」と。
 ちなみにY子さんはボクの大学の親友の奥さまだ。
「彼女はかわいくてボクも関心があったんです。あの電車の何駅か先に住んでいる・・・と」
 
 ボクのブログを介して、何十年ぶりかで彼と彼女は改めて意識し合ったというわけ・・・。

 まさに奇遇だが、今回はそれだけではなかった。
 ウチの奥さんとコーラスでいっしょのMさんの旦那が、他の大学なのだがこの麻雀会に入会したいと言ってきたのだ。
 Mさんは我が大学の同窓会の会員だからそのファミリーということで入会を許可した。
 そしたら、ウチの奥さんのコーラス仲間のMさんだけでなく、Iさんも、そして、Nさんの旦那もこの麻雀会のメンバーなのだ。
 いやあ、夫婦間で3組の新しい交流が出来上がったのです。

 そして、好きこそものの上手なれ、Mさんの旦那は入会早々、48名中第五位に入賞されました。おめでとう!