昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

なるほど!と思う日々(304)女性首相候補

2014-09-25 05:43:58 | なるほどと思う日々
 安倍首相は昨日、ヒラリー・クリントンと<女性が輝く社会>について対談した。
 彼女は来年任期の來るアメリカ大統領の有力な候補と目されている。
 
 安倍首相は23日、国際気候サミットにも出席、地球温暖化対策の新しい枠組みに協力することを表明。
 今日は国連で、来年70周年を迎える国連が21世紀にふさわしい形に改革するために日本がリーダーシップを発揮することを表明する予定だ。
 
 紛争の絶えない現実の社会で政治が成すべき役割とは。
 「力の支配する社会から調和を求める社会へ!」とチェンジを訴えて登場したアメリカのオバマ大統領は今やレームダック状態だ。
 
 日本でも「アジアの海を友愛の海に!」と鳩山元首相は理想の旗を掲げたが現実の厳しさに無視された。
 

 安倍政権は現実の厳しさも踏まえながら、<積極的平和主義>の旗も掲げる。
 果たしてこの厳しい<力の論理>で左右される現実の中でうまくいくだろうか?
 彼は今回の内閣改造で女性を多用した。
 次期首相候補は石破地方創生大臣とする見方もある中、彼の本音は女性に期待しているのではと見る向きもある。

 この混迷の世界政治を統御するには力ずくの男性ではなく、調和を求める女性に託すしかないのではなかろうか。
 すでに世界ではドイツのメルケル首相のように、<脱原発>という決然とした清廉さと母性を発揮している政治家がいる。男性ではなかなかこういう決断はできない。


 さて、わが国の将来を託す女性リーダーは?
 小渕優子、高市早苗などの名が上がる中、稲田朋美政調会長が無視できない。

 クールジャパン担当大臣としての活動が着目されたが、「国家の主権とは」という名演説でも有名である。
 (左欄のブックマークをご覧ください)

 しっかりと現実に立脚しながらも、<積極的平和主義>のリーダーとして世界に発信できる能力はありそうだ。
 少なくとも<先祖帰り>のイメージの残る安倍首相(そんなことはないと思っているが)よりましかな?