ドドスカ、ドドスカ、ピー、ピー、ピーというおなじみの音楽で始まる、全国民を魅了してきた朝ドラ<あまちゃん>がクランクアップして、最終週を迎えた。
朝ドラにはめずらしい、クドカン流ドタバタ劇はどういう結末を見せるのだろう? と興味津々だった。
東京へ東京へとなびいた人たちも、結局大震災を契機に地元へ戻ってきたようだ。
昨日の場面。
影武者春子のおかげで大スターになった鈴鹿ひろ美が、その屈辱を晴らすべく、春子の地元の海女カフェで自分の声で潮騒のメモリーを歌うと言いだした。
オンチの彼女も春子の大特訓で、10回に1回たまには音程が定まるようになった。
周囲は不安いっぱいの中、本人はそんなこと自覚していない。
「歌詞の<三途の川>というのが気になるのよね、何か代わりにいいフレーズがないかしら?」とそっちの方が気になるようだ。
いよいよ本番! 周囲の不安をよそに本人は堂々と歌い始める。
「さすがね、プロの歌だわ・・・」
(予想通り薬師丸ひろ子の声だ!)
地元のひとたちは目を輝かす。
夏ばっぱも、指導した春子も、アキも思わず笑顔になる。
「三代につながる、親譲りのマーメード!」
いやあ、すばらしいまとめだ。さすがクドカン!
先日、朝日新聞に載った<日常が輝くクドカン流>という記事を思い出した。
「現実に無駄なことないと伝えている。現実の肯定が人の心に刺さるのだ。・・・
肯定とは現実におのずと変革を促す力。いろいろ失敗し、あれやこれや気に病む登場人物はアキに出会い違う見方をするようになる。悲劇だと思っていたものが喜劇やユーモアに見えてくる。・・・うまくいかない原因と見捨ててきたものが自分の資源だと気づく過程を描いているのではないか」
<現実の肯定>か、ぼく自身考えさせられた言葉だ。
夏の花、百日紅。
都内でこんなにまとまった百日紅を見るのはめずらしい、とある人に言われた。
既に夏は終わったのに、雨にも台風にもめげず今も咲き続ける。
朝ドラにはめずらしい、クドカン流ドタバタ劇はどういう結末を見せるのだろう? と興味津々だった。
東京へ東京へとなびいた人たちも、結局大震災を契機に地元へ戻ってきたようだ。
昨日の場面。
影武者春子のおかげで大スターになった鈴鹿ひろ美が、その屈辱を晴らすべく、春子の地元の海女カフェで自分の声で潮騒のメモリーを歌うと言いだした。
オンチの彼女も春子の大特訓で、10回に1回たまには音程が定まるようになった。
周囲は不安いっぱいの中、本人はそんなこと自覚していない。
「歌詞の<三途の川>というのが気になるのよね、何か代わりにいいフレーズがないかしら?」とそっちの方が気になるようだ。
いよいよ本番! 周囲の不安をよそに本人は堂々と歌い始める。
「さすがね、プロの歌だわ・・・」
(予想通り薬師丸ひろ子の声だ!)
地元のひとたちは目を輝かす。
夏ばっぱも、指導した春子も、アキも思わず笑顔になる。
「三代につながる、親譲りのマーメード!」
いやあ、すばらしいまとめだ。さすがクドカン!
先日、朝日新聞に載った<日常が輝くクドカン流>という記事を思い出した。
「現実に無駄なことないと伝えている。現実の肯定が人の心に刺さるのだ。・・・
肯定とは現実におのずと変革を促す力。いろいろ失敗し、あれやこれや気に病む登場人物はアキに出会い違う見方をするようになる。悲劇だと思っていたものが喜劇やユーモアに見えてくる。・・・うまくいかない原因と見捨ててきたものが自分の資源だと気づく過程を描いているのではないか」
<現実の肯定>か、ぼく自身考えさせられた言葉だ。
夏の花、百日紅。
都内でこんなにまとまった百日紅を見るのはめずらしい、とある人に言われた。
既に夏は終わったのに、雨にも台風にもめげず今も咲き続ける。