山下てつやです。朝、起きてすぐに小山田緑地を散歩しました。もう、しばらくすると紅葉で、ひときわ緑地も風景も冴えわたるのではないかと思います。寒くなってきましね。
帰ってきて朝食。午前中、町内の方のお宅を訪問して、しばし懇談。出張をしましたので、その報告などをしました。帰りがけに、小山田で採れた新米、そして、さつまいもをいただき、夕食で、大変、おいしくいただきました。お昼には、小山田にある高齢者施設で行われている地域との交流行事にうかがい、その後は、木曽地域で11月末に行う地域行事の件で、打ち合わせに。
さて、夕方から、数軒、ご自宅にうかがい挨拶をいたしました。その中で、私が、大変、お世話にもなったご主人を今年初めに亡くされた方のお宅を訪問。葬儀の席で、お目にかかって以来でしたが、とても、お元気そうで、よかったと思いました。ご主人が亡くなられて、ずっと気にはなっていましたが、ようやく会うことができました。
亡くなられた原因は、石綿被害によることが明らかだったのですが、生前は、その健康被害に対して法的救済も労災認定も適わず亡くなられてしまいました。私自身も、そのことについて相談を受けていたので、大変無念であったのではないかとの思いが、頭の中にありました。当時、故人は酸素吸入機を離さずにいましたが、そんな状態でも、動けば息苦しい体を引きずって、この手続きを進めるために奥さまと関係機関に足を運んでいました。しかしながら、その甲斐もなく亡くなられました。残されたご家族への思いは、どれほどであったであろうかと思います。
今日伺った際に、実は、この労災認定がなされたことをご報告いただいたのです。葬儀をきっかけに、故人の若き日の労働環境についての証人が見つかり、それが決め手となり、労災認定がされたとのことでした。そのことを奥さまが、喜びながら報告をしてくれたのです。
亡くなられたご主人は帰ってこないけれども、生前のご主人のご家族に対する思いが伝わってくるようで、私も、話を聞きながら込み上げてくるものがありました。
寒さも日を追うごとに増してくることと思います。年末に向け、さらに、がんばっていきたいと思います。