マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

183系 幕張車:回送列車

2020-05-11 02:11:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
183系 幕張車:回送列車


183系が形式消滅して久しくなりましたが、画像を整理していたら183系幕張車(マリ車)のまとめをしていなかったことに気が付きました。
過去ログで団体列車などをアップしていましたが、残りが回送列車だったのですっかり忘れてしまっていたようです。



平成21年1月3日 佐倉~物井にて

せっかくの団臨ですが、撮影場所探しに手間取った結果、こんな構図に。



平成21年11月23日 マリ31編成



平成22年5月16日 札なし

まさか豊田車ではないと思うんですけど。



平成22年11月14日 マリ32編成



平成22年11月21日 マリ32編成

塗装ピカピカの検査上がり?



平成23年9月23日 マリ31編成



平成24年5月12日 マリ31編成 9872M 集約臨

早朝の上野着にありがちな集約臨。珍しくマリ編成が充当。



平成24年10月6日 マリ32編成

DJに載っていないスジ。もしかしたら武蔵野線経由の振り替え?


基本的には滅多に地元を通る車両ではないのですが、東大宮常駐となってからは頻繁に目撃するようになったみたいです。
2枚くらいしか未整理写真が見当たらなかったようですが、パソコンの故障に伴う更新に当たり掲載画像が飛んでしまったようで、記録からとんでもない数が出てきました。
しかし、結果はやはり回送列車ばかりで、あまり良いシーンはありませんでした。

そして、平成25年12月、いずれの編成も長野への廃車回送を兼ねた団体列車としての運転を最後に廃車となりました。

183系マリ32編成:団体「上野動物園パンダ号」
183系:快速「ムーンライトえちご」
団体列車 183系:「横浜セントラルタウンフェスティバル”Y153”記念号」

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キハ82系:特急「南紀」(文字マーク)

2020-05-09 19:01:00 | 国鉄・JR特急列車
キハ82系:特急「南紀」(文字マーク)


現在も名古屋~新宮・紀伊勝浦を結ぶ特急「南紀」。
紀勢本線~関西本線の名古屋口を結ぶ定期特急は、天王寺~名古屋間を走破していた「くろしお」で、終焉までキハ81が使用されていたことでも有名です。
紀勢本線西線側の電化工事が進捗し、昭和53年10月ダイヤ改正において、特急「くろしお」が381系化されることになります。(一部製造の追いつかなかった期間に485系800番代を含むも使用されました。)

その際、天王寺~名古屋間を直通していた1往復の特急「くろしお」は系統分割され、電化されない東線側については名古屋~紀伊勝浦間に特急「南紀」が3往復(のちに4往復)新設されました。



昭和57年10月6日 名古屋駅にて キハ82系 特急「南紀」

瀬野八、山口、小野田線の撮影の帰りになぜか名古屋に寄ってこの写真を撮っています。
名古屋地区にはしばらく訪問していなかったため、この「南紀」の写真を撮るために立ち寄ったようです。

電車特急のボンネット型ヘッドマークがイラスト化されたのは昭和54年秋くらいからのようでしたが、気動車特急についてはイラスト化が全国的に遅くなっており、「南紀」についてはまだイラスト化されていませんでした。

幹線の電化が進むにつれ、キハ181系の余剰車活用が活発となり、キハ82系の淘汰が急速に進みましたが、JR東海にはキハ181系の在籍がなかったため、その後もキハ82系が活躍することになります。


キハ82系・381系:特急「くろしお」

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185系OM車:臨時特急「草津」

2020-05-07 00:05:00 | 国鉄・JR特急列車
185系OM車:臨時特急「草津」


新型コロナウイルスの関係で、このゴールデンウイークの臨時列車は新幹線も含めて全滅状態となりました。
今でこそ臨時列車と言っても話題性のある車両が殆ど消滅してしまい、沿線を走る臨時列車への興味もすっかり薄れてしまったところ。しかし、数年前までは、少なからずそれなりの話題性のある臨時設定もあり、ピンポイントで出撃したものでした。


平成26年3月15日のダイヤ改正で651系化された特急「草津」でしたが、平成28年初めの冬臨において、久し振りに185系による臨時特急「草津」が設定されました。さらに、翌年にも同様に設定されており、これを撮影していました。



平成29年1月28日 185系OM03編成 「草津83号」


平成29年2月18日 185系OM03編成 「草津83号」

基本の設定は651系でしたが、一部は車両の回しが利かなかったのか、185系が使用されました。



平成29年2月20日 185系OM03編成 「草津93号」

このシーズンは平日もほぼ毎日設定され、時間の違いにより列車番号が区別されています。
いずれも大宮総合車両センターのOM03編成が使用され、既に廃車が進んでしまっていたため、グリーン車なしの6両編成とグレードダウンとなっていました。

その後も185系は細々と運用が残っていたため、運用される機会を期待していましたが、残念ながらこの年度が最期となってしまったようです。
それまで、元田町センターのB編成が充てられたこともありましたが、まだ///が登場する前でしたので、「草津」の///はこの時しか見られなかったのではないかと思われます。


【参考】JR東日本高崎支社 臨時列車のお知らせより
※草津 83 号 1/28 2/4.11.18 は、185 系 6 両で運転致します。
※草津 84 号 1/29 2/5.12.19 は、185 系 6 両で運転致します。
※草津 93・94 号 2/13-17.20-24 は、185 系 6 両で運転致します


185系・183系:臨時特急「草津51・52号」
185系OM車:特急「草津」(その1)
185系OM車:特急「草津」(その2)
185系OM03湘南色編成:特急「草津」
185系OM08編成:特急「草津」
185系元チタB編成:特急「草津」
183系:臨時特急「草津」
651系:臨時特急「草津」(新宿発着)
185系:特急「新宿あがつま草津」
183系OM車:臨時特急「四万草津」
185系:週末定期特急「草津白根」
165系・185系:急行「ゆけむり」「草津」
157系~185系:特急「白根」


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キハ40系:釧網本線

2020-05-05 18:46:00 | 国鉄・JR普通列車
キハ40系:釧網本線


過去に11回渡道したことがあり、就職してからは時間の関係で道南・道央までが精一杯になっていましたが、個人的には道東の「なにもない」風景が一番北海道らしい風景と思っています。
特に、本線とは名ばかりでも、単行気動車だけではなく貨物列車や客車列車が走っていた釧網本線が好きでした。


過去ログでいくつか整理していますが、今回は取り残している気動車のうちキハ40系の写真をアーカイブしておきたいと思います。



平成2年3月15日 細岡~塘路間にて キハ40×2連

JRに移行し、既にキハ54形が進出しており、キハ40系の写真はこれ1枚だけでした。
キハ10系時代から暖房性能の問題が残っていたのか、キハ54は単行運転であるのに対し、キハ40系は2連が組まれていたようです。3月の北海道はまだ真冬です。



平成3年7月7日 原生花園付近にて キハ40721単行

翌年は夏に本州からクルマを持ちこみました。
釧路から釧網本線~石北本線を経由するという強行スケジュール。その途中に立ち寄った原生花園で、1枚だけ撮影することができました。
既にJR北海道色が派生してきたようで、キハ54ではなかったために貴重な記録が残せました。この時は、この撮影の際にクルマのカギを紛失してヒドイ目に遭いました。スペアキーを財布に入れてあったため、難を逃れましたが、一緒に付けてあった列車のカギを紛失しまったのも人生の痛手の一つとして忘れられません。


新型車の誕生によりキハ40系の撤退が危ぶまれていますが、釧網本線に関しては車両の交代どころか路線の存続そのものが危ない状況になっています。
新型コロナウイルスの影響次第では、その議論の加速も有り得るかもしれません。


DE10(DE15)牽引 貨物列車:釧網本線
初代「オホーツク流氷ノロッコ号」
国鉄 釧網本線:混合列車&客車列車

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真岡鉄道:モオカ63

2020-05-03 22:40:00 | 第三セクター
真岡鉄道:モオカ63


SLが走る第三セクターとして有名な真岡鉄道(真岡鐵道)。

元国鉄真岡線として、かつては上野への直通急行まで運転されていましたが、地方交通線で廃止の対象となり、昭和63年3月31日をもって廃止。昭和63年4月から第三セクターとして存続することになりました。


転換当初は特徴のないローカル鉄道でしたが、平成6年にC1266によるSL動態保存運転が始まり、鉄道ファンが好んで訪れる路線へと変化しました。

一方、通常営業の車両については、国鉄からの引継ぎを行わず、バスの工法を取り入れたLE-CarⅡ8両が導入されました。その後さらに3両が増備され、計11両体制となっています。
形式名は、導入時の和暦に由来するモオカ63と名付けられました。



平成13年5月4日 モオカ63-2ほか2連


平成13年5月4日 モオカ63-2ほか3連


平成13年5月4日 モオカ63 2連


平成8年5月4日 モオカ63 2連

いずれも「SLもおか」撮影の際に撮っていたものです。
2連が基本的な運用で、写真のように時折3連運用もあったようですね。

最後の写真はこいのぼりを入れて撮影できる場所で、真岡鐵道を訪れる方たちには有名な場所だったと思います。
最後に訪れてから20年近くが経ってしまいましたので、今もこんな風景は変わらないのでしょうか?


開業時から導入されていたモオカ63形でしたが、登場から15年くらいで寿命を迎えてきたようで、平成14年度から後継のモオカ14形に置き換えが始まり、平成18年度までに全廃となったそうです。

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