マル鉄・鉄道写真館

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クモハ54110+クハ47069:飯田線

2013-12-18 23:43:00 | 旧型国電
クモハ54110+クハ47069:飯田線


今回も飯田線旧型国電の特定番号編成をご紹介いたします。
42系2ドア車のクハ47については、過去ログ『クハ47:飯田線』でご紹介いたしましたが、クモハ54と組むクハ47069写真が2枚ほどありました。

クハ47069は、32系サハ48に運転台を取り付けた改造車であり、飯田線でもさよなら運転の最後を務めるまで活躍しました。

前面のリベットは改造の運転台のため少なくなっていますが、サイドは運転扉以外がほとんど手付かずであり、リベットが多数残っています。

飯田線における晩年は、クモハ54110と長らくペアを組んでいました。



昭和56年11月23日 伊那松島駅にて

朝の通勤時間帯でしょうか、多数のお客さんが写っています。クモハ54110は、モハ41を出力アップの上、セミクロスシートに改造して編入された車両。扉間5枚窓で、戸袋窓はHゴム化されていました。



昭和58年2月9日 大沢信号所~七久保にて

写真では分かりづらいですが、強風の吹雪にやられ、大変つらい思いをしました。
当時は自動車の免許も持っていませんし、5駅間くらいは徒歩で踏破していましたし、今の様にコンビニなんて避難施設もまったくありませんでしたし。良くやっていたものです。

KATOから旧型国電の特定番号車が発売されて話題となっていますが、クハ47は改造車と言えども大方のスタイルが今回ラインナップされたクハ47009とカブりますので、製品化される可能性は低いかもしれませんね。

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