１８３系ＯＭ車：快速「マリンブルーくじらなみ」

１８３系ＯＭ車：快速「マリンブルーくじらなみ」


１８３系ＯＭ車による臨時列車の中で、夏限定の快速「マリンブルーくじらなみ」がありました。
古くは昭和４０年代から「くじらなみ」として設定されており、私が時刻表を買った小学生の頃から既にあったと記憶しています。
列車には１６５系が使用されていましたが、１６５系の撤退により１８３系化されています。その際、「青海川」を名乗ったようですが、私の記憶にはなく、すぐに快速「マリンブルーくじらなみ」となり、ヘッドマークも用意されました。

昔から発駅は熊谷か高崎となっており、時代によって籠原や桐生発となっていた時期もあり、また、旅客需要からか２往復されていた時代も長く存在しています。
なぜこのような半端な発駅となっていたのか子供の頃から疑問に思っていたのですが、群馬県民は海水浴と言えば日本海側らしいですね。確かに、太平洋側へ出るには都心通過を余儀なくされますので、距離的には太平洋側が近くても、所要時間は日本海側へ抜ける方が断然早いわけです。ほかにも、県民の感情的なところもあるらしいですが・・・。



平成２３年１０月２２日　ＯＭ１０１　川越車セにて

都心に姿を見せない列車で、しかも早い時間の設定であったため、写真を撮りに行こうと思ったことも無く、実際の列車自体は見たこともありませんでした。
運良く祭りで撮影できたものです。

車両の交代はまだ発表になる時期ではありませんが、１８３系ＯＭ車は完全撤退のようですので、まず間違いなく今後運用されることは無いでしょう。
ただ、１８５系は信越本線の長岡以南には乗り入れたことがないと記憶していますので、訓練運転を行うか、或いは違う車両を充当するか、来夏が注目されます。


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