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クモハ50008+クハ68403:飯田線

2013-12-16 23:18:00 | 旧型国電
クモハ50008+クハ68403:飯田線


KATOから飯田線の旧型国電がラインナップされましたので、その勢いでこちらも飯田線ネタを少し触れてみようと思います。
過去ログでもかなりの記事をエントリしておりますが、当時の編成資料を探し当てて判別ができたものとして、今回はクモハ50008+クハ68403をアップいたします。

モハ43として誕生した2扉車は、戦時中に4扉化される計画でしたが、一部のみに施工され、さらに3扉化されるものも現れました。2扉車はすべて改造される計画でしたが、最後まで施工されない車両もあり、晩年までクモハ43やクモハ53としてその生涯を全うしています。
3扉化改造された車両のうち、クモハ43はクモハ51200番代に、出力アップされていたクモハ53はクモハ50に整理されることになりました。飯田線にも数両が転入し活躍していましたが、80系が転入した際に大幅に整理され、たった1両のみクモハ50008が最後まで残っています。

一方、同様に付随車に関しても同様の3扉化・4扉化改造が施工され、このうちクロハ59を3扉格下げ化したクハ68が存在し、さらに便所を設置して飯田線に残っていたのがクハ68401・403・405です。

旧国晩年の飯田線では、クモハ50008とクハ68403がペアを組み、42系の3扉化改造車同士の編成が長く活躍しました。



昭和56年11月22日 東上~江島間にて



昭和58年1月11日 千代~天竜峡間にて

車両を検証するにはとても適さない写真ですが、当時は車両そのものというより、「飯田線の旧型国電」という思いでしたので、このように風景を取り入れた撮り方に偏ってました。

クハ68403につきましては、過去ログ『旧型国電 飯田線:クハ68403』にてご紹介しています。

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