マル鉄・鉄道写真館

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113系:総武本線・成田線(晩年)

2015-04-05 16:17:00 | 国鉄・JR普通列車
113系:総武本線・成田線(晩年)


昭和49年から房総各線で活躍を始めた113系電車。借入れを除けば、全てがスカ色で運用されていました。
気動車からの置き換えや73形旧型国電等を駆逐した新性能近郊型電車も、銀色の211系や元京浜東北線209系に後進を譲り、2011年(平成23年)に引退となりました。

総武快速線には地下線用難燃・ATC車である1000番代が使用されましたが、津田沼以遠のローカル運用には113系初期車が使用されていました。
それら初期車も老朽化が進み、1000番代からの転用を受けさらには冷房化、快速線への217系導入後は1500番代が転入するなどの世代更新がされてきましたが、時代の要請によりJR東日本管内から113系は姿を消すことになりました。

房総各線における晩年の活躍はあまり記録する機会がありませんでしたが、総武本線物井~佐倉間に訪問する機会が度ほどあったため、辛うじて晩年を記録することが出来ました。















以上、平成21年1月3日撮影。





以上、平成20年5月3日撮影。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (金太郎)
2015-04-10 22:20:43
余りに当たり前とばかりに思っていた光景が消えてしまった一つです。
もう4年ですか・・・。
113系1000も良く見ると、大目玉、タイフォーンが下のシールドビーム初期車冷房付き、冷房準備工事車、ちょっと人相が悪く見えるので最初は好きになれなかった1500番台と種類は豊富でしたし、Nの工作派の方のこれらの改造記事をよく見ました。
こうして見るとあまりに普通な車両だけに、寂しくもあり懐かしくもあります。
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Unknown (キハ181つばさ)
2015-04-19 21:04:42
金太郎様
この地下車のお蔭で115系に比べると顔がバラエティーがありますね。
山岳区間に対応できないことで活躍の場は意外と少なく、115系に比べてあっさりと全滅になってしまいました。関東では海沿いの運用ばかりであることも影響していたかもしれませんね。
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Unknown (風旅記)
2016-05-13 18:40:33
こんにちは。
113系のお写真、懐かしく拝見しました。
千葉エリアでは当たり前の風景でしたが、今ではすっかり209系に統一されてしまいました。
京浜東北線から通勤型が移ってくる(近郊型電車が走っているのが当然だった)とは思いもしませんでした。
113系の初期車も、最後まで綺麗にリニューアルされて活躍していましたし、時には前面強化の鋼板が無塗装で取り付けられたまま走るなど、特異な外観の車両もありました。
千葉駅が近郊型電車で溢れていた時代を思い出し、懐かしく感じています。
両国駅からの新聞輸送列車など、記憶に残る列車もありました。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/
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Unknown (キハ181つばさ)
2016-05-15 23:06:30
風旅記様
房総地区は、総武快速・横須賀線の113系が居たお蔭で、最後まで活躍することができたようなものですね。
113系の初期車ばかりだったころ、とにかくトイレのにおいが車内に充満して、臭くて仕方がなかった。非冷房でしたので、夏場は窓を全開にして乗っていました。あまり良い印象の無い車両でしたが、さすがに冷房車に置き換わってからはそのような状況もなくなったように思います。
今は209系一色で面白みは無くなりましたが、209系が淘汰される頃には、また「旧型国電が無くなる」ような勢いで客を集めるのではないでしょうかね?
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