マル鉄・鉄道写真館

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12系改お座敷客車:「ふれあいみちのく」

2014-02-04 02:15:00 | 国鉄・JR ジョイフルトレイン
12系改お座敷客車:「ふれあいみちのく


「ふれあいみちのく」は、国鉄分割民営化間近の昭和61年、盛岡鉄道管理局が余剰となっている12系客車を改造して導入したお座敷客車です。
当時は景気云々よりも国鉄としての増収対策のため、様々なジョイフルトレインが誕生しました。東北地域ではキハ58改造の小単位のものがいくつか誕生していますが、仙台と盛岡では12系6両編成が専属していました。

滅多に東京に姿を見せることがないため、撮影する機会はほとんどありませんでしたが、偶然にも2度だけ会ったことがありました。





昭和62年12月12日 盛岡駅にて

北海道に撮影に行く際、新幹線から「はつかり」への乗り継ぎのタイミングで、留置中の「ふれあいみちのく」に遭遇しました。
青森までは、写真の583系「はつかり」に乗りました。臨時だったか忘れましたが、時間の外れた続行列車で、9両編成の車内はガラガラでした。



平成2年10月21日 陸羽東線 立小路~羽前赤倉間にて

SL撮影のために登山した際、偶然にも「ふれあいみちのく」がDE10に牽かれてやってきました。もっと大きく撮りたいところですが、これでも645判で300mmの限界値でした。
逆光で見づらいのも残念ですが、自分にとっては貴重な記録となりました。

その後バブルの勢いもあったのか、地方の割には平成14年まで永らく活躍できたようです。

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