ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

元気出るよ、「どんでん森」に子どもたちの声

2012-01-19 23:12:40 | 教育
 昨年12月公演した東京町田の小学校から子どもたちの声が届いた。感動だ。元気が出る。今年もまた行きたいって思ってしまう。そんな声の幾つかを紹介しよう。まずは本町田小学校の児童の声。
 
今回の劇は昨年の劇よりもとてもすばらしいものでした。

劇を見て牛乳とサンドイッチがもっと好きになりました。(多数)

食べ物を大切にするということがわかりました。(多数)

12月のミュージカル、とてもすてきでした!1年生から先生まで、私も含め。本小の皆は、すごく楽しめたようです。正直、あの演劇を観て、“恥ずかしくないのかな?”と思ったのですが、それを観て演劇部に入る!と決めた友達が居て、その姿を見て、演劇はほこらしい事なんだと思いました。2012年もぜひ本小の皆を楽しませに来て下さい!これからも活動、おうえんしています。

ミュージカルを見た後、いっぱい食べるようになりました。5年間ミュージカルを見てますが全ておもしろいです。来年度も本小に来て下さい。

私が感動したのは、豚君が記憶を取りもどして歌で訴えていたところです。私は、これを見て「やっぱり命は大事だな」と改めて思いました。今回もふしぎで楽しい笑える話しを考えていただきありがとうございました。来年も、ふしぎで楽しく笑える演劇をぜひ!やってください。

ミュージカルを見ていろいろなことを学びました。まず食べ物を残さないこと、ニンジンと豚肉とピーマンときのこがきらいなので、次から残さないよう食べます。(多数)

毎年ミュージカルを見ていて毎年ちがうテーマがあってとてもいいと思います。来年からもミュージカルを楽しみにしています。(多数)

私は、ミュージカルをいつも楽しみにしています。できたら来年もよろしくお願いします。(多数)

この前は楽しい劇を見せてくださり、本当にありがとうございました。すっごく楽しかったし、勉強になりました!毎日見たいくらいです!もう一度見たいです!

私は牛乳があまり好きでなかったんですけど、あの劇を手からは毎日牛乳を飲んでいます。

もっともっと紹介したいけど、このくらいにしておこう。どの感想も嬉しいけれど、やはり楽しいお芝居だった、また見たいって言ってもらえたことが何よりだな、ただ単なる「ためになります」食育劇じゃないってこと、わかってもらえたかな?


コメント (2)
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台本書きにゃ、音楽だぁ!

2012-01-15 21:37:14 | 演劇
やっぱ!音楽だなぁ。
 これだって思う音楽と出会うとすらすら書けてしまうんだ。今回の『カフェバンバ』もそう。これだ!ってのにぶち当たって、全体の雰囲気が決まった。だから、台本書きもその音楽聞きながら、涙流し?ながら書き続けた。

 Zaz、フランスで今注目のシャンソン歌手だ。街角で歌っていて見いだされたっていう実力派だ。NHKの番組でも流れていたので、聞いた人はいるんじゃないかな。

 このCD、発売とほぼ同時に手に入れた。そう、タワーレコード渋谷店6階、ワールドミュージック売り場の推奨盤だったんだ。試聴してすぐにこれだ!って思った。当たりだったねえ、どの曲も何度聞いても飽きない。なんか物語が感じられたんだよね。ああ、きっとこの曲で台本書くぞ!って思ったような思わなかったような。でも、運命的な出会いではあった。

 そのZazの曲をほぼ全曲、暗転にちりばめた。明るく調子よく、それでいて上品で洒落た味わいは、『カフェバンバ』の雰囲気にぴったりだった。舞台は川西町だろ、3人の婆さんの物語だろ、どうしても現実感たっぷりの泥臭いものになりそうじゃないか。それ、嫌だったんだよ。舞台はやっぱり夢空間だから。しかもカフェなんたから。

 Zazのお陰で芝居全体がとっても小粋なものに仕上がったと思う。途中途中、登場人物たちに踊らせたりしたかったくらいだ。そう、あのフランス版ミュージカル『八人の女』みたいにね。さすがに今の菜の花座にそんな実力ないので思いとどまったが、フィナーレは出演者全員で踊ってしまおうか?なんて考えたりしている。

 てことは、僕も踊るってことで、やばい!そんなこと書いたら、誰も見にこなくなる!



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『カフェバンバ』稽古始まった!

2012-01-13 22:35:44 | 演劇
 菜の花座第25回公演『カフェバンバ』の稽古が始まった。昨日が2回目の稽古。なんと、キャスト11人のうち9人が集まった。欠席2人のうち1人は置農演劇部3年生なので、3月の卒業式以降にはまることになるので、実質1人の欠席。

 凄い!まれに見る好成績!こんなことで喜ぶなんて、菜の花座の常日頃の体たらくをさらけ出しちまったな。そう、そうなんだよ。本当に集まらないんだ、いつもは。

 だいたいキャストが確定するのが稽古開始後一ヶ月だからね。もう、いつだってぐだぐだと、できない!忙しい!今回はパス!なんて声があちこちから聞こえてきて、いい加減うんざりする頃にようやく稽古が軌道に乗るってのがお定まりなんだ。まったく、恥ずかしい!

 で、今回は事前に、出られる人手を挙げて!方式で、出演者を確定してから台本書きに入った。その効果ばっちりとってこと。

 もちろん、台本は当て書き。役者一人一人の持ち味を生かしつつ書き上げた。だから、すでに2回目の本読みで、結構いいとこ行き始めている。今回はまずまず納得の舞台に仕上がりそうだ。

 客演に、意欲満帆のF氏が入ってくれたことも大きい。舞台はもちろんミュージカル、映画の出演まで忙しく飛び回るF氏。稽古場にいるだけで、団員たちの気持ちは引き締まる。これぞ客演効果ってもんだ。

 装置も中堅のオカダに一任した。サポートには新卒のトモヤが入ってくれるだろう。舞台監督のクミ、演出補のカナミ、みんな意欲的に前を向いている。こういった形で、一人一人がしっかりと責任を分かち合う舞台作りがようやくにして整いつつある。

 厳しい極寒の芝居作り、菜の花座としては初めての経験だ。稽古に出掛けるのも一苦労。気合いを入れて学校を出る。昨日は稽古を終って外に出たら、なんとマイナス10℃だった。これから先、雪も降るだろう。吹雪にも見舞われることだろう。そんな最悪の条件を克服して、ぎっちり中身の詰まった芝居が熟成されるのだろう。

 さて、今日も置農食育ミュージカル2011『どんでん森は、どっきどき』から一曲アップした。ぜひ、見て欲しい。この数日、置農ミュージカル動画のアクセスが急上昇している。嬉しい限りだ。
http://www.youtube.com/watch?v=fY69mvgD9hE&list=UUCuCzBBu4v6y0nrcd7Q_5Eg&index=1&feature=plcp

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YouTube: 辛い!苦しい!のブルース.mpg





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置農演劇部、合唱団とコラボ

2012-01-11 22:24:44 | 地域文化
 川西町の女声合唱団『コスモス会』からステージの演出を頼まれた。30周年を記念した公演をこれまでと違うやり方で盛り上げたいからとのお話しだ。昨年11月にお話しをいただいて、年内にプラン提出の約束だったけど、とうとう年を越してしまった。菜の花座の台本とかち合ってしまったからだ。約束だから常に頭から離れず辛い思いを抱え続けてきたが、やっぱり菜の花座を優先しなくちゃね。自分の劇団だもの。

 ようやく『カフェバンバ』を書き上げたので、大急ぎで演出プラン作りに入った。依頼されたのは、馴染みの曲を気楽に歌う最後のステージだ。曲目は、「にっぽん昔ばなし」、「サザエさん」、「スタジオ・ジブリ メドレー」、そして「ひょっこりひょうたん島」。この4曲を置農演劇部高校生の若々しいパフォーマンスを組み合わせて生き生きはつらつの舞台して欲しいといものだった。

 まず考えたのは舞台の設定。反響版は当然外してもらったが、どう合唱団を据えどこでどう高校生を動かすか。いろいろと悩んだ末に、上下にスロープ舞台を作り中央後方にやや高い演技エリアを設定することにした。中割を途中まで引いて中央2~3間をホリゾント使用とした。

 合唱の歌詞にあわせて高校生が中央奧でコントを演じるという形にした。コントは一寸法師やら花咲爺さんやら、コミカルにかつ合唱を喰わないよう適度に抑えたものにする。曲目の紹介は語り部が「コスモス会」の歴史を振り返る内容を含めてユーモラスに行うことにし、その席も移動型の囲炉裏がほられた座敷を作ることにした。語り部も高校生かな。

 ジブリメドレーの「いつも何度でも」(千と千尋の神隠し)では、「コスモス会」の練習風景や過去の記録、団員の日常スナップなどをスライドショーにして映写する。しっとりほろりと来るシーンになるはずだ。

 そして、最後は「ひょっこりひょうたん島」。これには合唱団のおばさま方にもちょっと頑張っていただくことにした。置農演劇部の振り付けを踊ってもらのだ。かなりアップテンポで、動きも速いしコミカルな振り付けなのでかなり抵抗はあると思う。でも、せっかくの30周年なんだもの、このくらいの冒険はしてみないと思い出に残らないと思う。

 来週は、団員全体へのプレゼンテーション。はとさて、おばさま方の反応や如何に?

 

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性懲りもなくまたまた役者『カフェバンバ』

2012-01-09 22:56:35 | 演劇
 前回菜の花座公演、『死んだ私の殺し方』で、どうにも役者の手配付かずに僕が出た。別にそれがやみつきって訳ではないが、今度の公演『カフェバンバ』にも出ることになった。

 別に出たいわけじゃないよ。本当。やっぱ、演出に徹したいから。本番は客席で見たいから。でも、今回も予定していた役者から断られてしまった。キャスト集めの大変さ!これ、アマチュア劇団の宿命だ。

 まっ、台本書きながら、もしかしたら僕がやるかもね、って思いでいた。だから、前回ほどの抵抗はない。それに、そのつもりでほとんどセリフが無い設定にしたからね。しかも結構美味しい?役。ひっひっひ、書く者の強みだね。

 今回の目玉の一つは客演にF氏を迎えたこと。プラザ演劇学校の後輩にあたる彼、いやもうものすごいバイタリティの人なんだ。自身、川西町演劇研究会を主宰する傍ら、あっちの芝居、こっちの舞台と超多忙に飛び回っている。昨年好評だった米沢市あげての市民ミュージカルでも主役を務めたくらいだ。今回もぜひぜひ菜の花座の舞台に参加してみたいっていう熱意に打たれての客演決定だった。

 今回、彼のために書いた役は、・・・・・?彼の持ち味を生かした設定になっていると思うよ。どういう意味よ?ふふふふ、お楽しみに。
 
 さて、今日もYou Tube アップ情報だ。『どんでん森は、どっきどき』の3本目。『パスタが最高』だ。コントは1年生なんでイマイチだけど、歌はとっても気に入っている。
http://www.youtube.com/watch?v=-60FhisrBK0&list=UUCuCzBBu4v6y0nrcd7Q_5Eg&index=1&feature=plcp
ご覧ください。

コメント (2)
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