ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

置農演劇部、合唱団とコラボ

2012-01-11 22:24:44 | 地域文化
 川西町の女声合唱団『コスモス会』からステージの演出を頼まれた。30周年を記念した公演をこれまでと違うやり方で盛り上げたいからとのお話しだ。昨年11月にお話しをいただいて、年内にプラン提出の約束だったけど、とうとう年を越してしまった。菜の花座の台本とかち合ってしまったからだ。約束だから常に頭から離れず辛い思いを抱え続けてきたが、やっぱり菜の花座を優先しなくちゃね。自分の劇団だもの。

 ようやく『カフェバンバ』を書き上げたので、大急ぎで演出プラン作りに入った。依頼されたのは、馴染みの曲を気楽に歌う最後のステージだ。曲目は、「にっぽん昔ばなし」、「サザエさん」、「スタジオ・ジブリ メドレー」、そして「ひょっこりひょうたん島」。この4曲を置農演劇部高校生の若々しいパフォーマンスを組み合わせて生き生きはつらつの舞台して欲しいといものだった。

 まず考えたのは舞台の設定。反響版は当然外してもらったが、どう合唱団を据えどこでどう高校生を動かすか。いろいろと悩んだ末に、上下にスロープ舞台を作り中央後方にやや高い演技エリアを設定することにした。中割を途中まで引いて中央2~3間をホリゾント使用とした。

 合唱の歌詞にあわせて高校生が中央奧でコントを演じるという形にした。コントは一寸法師やら花咲爺さんやら、コミカルにかつ合唱を喰わないよう適度に抑えたものにする。曲目の紹介は語り部が「コスモス会」の歴史を振り返る内容を含めてユーモラスに行うことにし、その席も移動型の囲炉裏がほられた座敷を作ることにした。語り部も高校生かな。

 ジブリメドレーの「いつも何度でも」(千と千尋の神隠し)では、「コスモス会」の練習風景や過去の記録、団員の日常スナップなどをスライドショーにして映写する。しっとりほろりと来るシーンになるはずだ。

 そして、最後は「ひょっこりひょうたん島」。これには合唱団のおばさま方にもちょっと頑張っていただくことにした。置農演劇部の振り付けを踊ってもらのだ。かなりアップテンポで、動きも速いしコミカルな振り付けなのでかなり抵抗はあると思う。でも、せっかくの30周年なんだもの、このくらいの冒険はしてみないと思い出に残らないと思う。

 来週は、団員全体へのプレゼンテーション。はとさて、おばさま方の反応や如何に?

 

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