ステージおきたま

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校内公演2012:『ぼくんち』&『超正義の人』

2012-01-22 21:08:07 | 教育

 今年も校内公演の季節になった。真冬のまっただ中、米坂線が運休するかもしれない豪雪の中、スキー授業の合間を縫って、今年も校内公演だ。

 今回も二作品:『ぼくんち』作:廣井直子、『超正義の人』作:大垣やすしを上演する。1,2年生20人を2チームに分けての公演だ。校内公演についてはほぼ全面的に生徒に任せる。演出は立候補した部員の中から話し合いで決め、チームメンバーは二人の演出が話し合って決める。演技指導はもちろん、装置の設計・製作、ポスター作り、すべて生徒たちの手で行う。日頃の舞台作りが顧問主導な中で、この公演だけは部員たちがのぴのびと創造の翼を広げることができる。また、いわゆる高校演劇的な作品を演じるただ一度の機会でもある。

 だから、生徒たちは燃える。少ない人数で、パネルを作り、役を工夫し、照明を設計し、音響をセッティングする。そうそう、音響や照明は、上演チーム以外のメンバーが担当する。こんな公演をわずか1ヶ月程度の短い期間で仕上げていく。自分たちで作ることで意欲は限りなく高まるということなのだ。改めて、部員たちの創意をくみ取ることの大切さを実感する。

 とは言っても、やはり任せきりにはできない。ユニークな演出や思いがけないアドリブなどもあって、唸る部分もあることはあるし、精一杯仕上げていると感心するところ大なのだが、役作りで、も一つパンチが足りなかったり、セリフの意味を取り違えしていたり、大切なシーンをとらえきれなかったり、様々ある。なので、途中何度か、見せてもらいながら、ダメだしとちょっとした演出の手助けをする。ただ、やりすぎると意欲を削ぐことになるから、必要最小限にとどめるように注意する。

 昨日は2チームの通しを見てダメだしをし、今日は僕が『超正義の人』の、顧問Nが『ぼくんち』の演出口出しを行った。言い出せばきりがないので、ただ一つのシーンだけ、直しを入れた。あとは、それを見て演出とメンバーでじっくり作り上げてもらおう。僕の方は、約束の30分を20分ほど超過して終了。顧問Nの方は、歯がゆかったのか、2時間近く演技指導をしていた。これで、明日からは一段アップしたところで稽古が進むことと思う。

 校内公演は2月3日(金)16:30~。会場は本校視聴覚室だ。一般公開もしているので、興味のある人はご一報ください。演技はともかく、気合いと熱意だけはつたわる舞台になると思う。

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 さて、またまた食育子どもミュージカル2011『どんでん森は、どっきどき』から歌をアップしたのでご覧いただきたい。

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YouTube: どんでん森は癒しの森.mpg

 

 

 

コメント (7)
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