ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

シニア劇団始まるよぉぉぉ!

2012-01-31 23:16:41 | シニア演劇
 ぶち上げてから、何年たったかな。ついに置賜でシニア劇団が発足することになった。川西町フレンドリープラザ演劇学校のシニア部門ってことでスタートする。

 思いがけない急展開だった。いつかはねぇってくらいには考えてはいたものの、まさか今年から始めることになるなんて。

 1月半ば、東北学生音楽祭の実行委員会に出た折のこと。館長の阿部さんから、話しを持ちかけられた。町長にも町民からそんな要望が出たってことで、ここらでどう?って。プラザとしても中断している演劇学校を再開したいって思惑もあって、この提案になったらしい。

 いやぁぁぁ、ちょっと今年は、・・・・・紅大豆本舗やらなんやら、どうも忙しくなりそうな予感もあって、その場では尻込みしてしまったが、考えてみると、声上げてからもう4年、僕もそろそろ、現役あと何年?って歳でもある。今回の菜の花座公演が『カフェバンバ』、婆ちゃんたちが活躍する芝居だってこともなんかの縁て言えなくもない。思い立ったが吉日ってことわざもあることだし、みんなが尻押ししてくれる今、スタートすべきだなって思ったんだ。

 ということで、生徒募集スタートする。

Photo

 今回は、これまで演劇とは距離を置いていた人たちを掘り起こそうというこで、これまでの演劇学校卒業生は対象から外れてもらった。ずぶの素人だけで立ち上げてみたかったからね。問題は果たしてどれだけ人が集まるかってこと。うーん、予測不能!順調にいきそうな気もするし、難航しそうな気もする。ま、募集が始まってみないとね。

 2月5日(日)の『十一ぴきのネコ』の公演でチラシをまく。これがスタートになる。果たしてどんな反応が返ってくるか楽しみだ。置賜はもちろん県内でも多分初めての試みなので、評判にはなると思う。プラザ演劇学校開校時の盛り上がりが生まれたたら最高だけどね。

 ともかく、地方では、年寄りパワーが鍵だ。否応なく高齢化は進むわけだし、熟年層がどんだけ元気になれるか、どんだけ地域を生き生きさせられるかにかかっていると思う。演劇なんてその点、最高の道具立てだ。体は使う、脳みそは酷使する、声は張り上げる、顔のしわなんて見る間に伸びちまうさ。音楽や舞踊もいい。でも、演劇はそれら多様な芸能を一気に包み込む懐の広さを持っている。

 元気なシニアの皆さんとの出会い、いろんなことが生まれそうで、いろんなことが始まりそうで、わくわくどきどき、プラザ演劇学校シニア部門はじまるよぉぉぉぉ!




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする