ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

今週の菜の花座

2021-06-11 14:09:05 | 菜の花座

 8月公演を11月に延期して、さて、どうするよ、それまでの間?

 だらだら稽古続けるってのもなぁ、飽きるし人の集まりも悪くなる。だったら、思い切って全休に!ってほどの度胸もないかぁ。よし、わかった。週2日、週3日の稽古は盆明けからとして、それまでの間、週一のダンスレッスンの期間ってことにしょう。『ダンスホールMitsu』にゃダンスシーンがけっこうある。それをさらに拡充して、出演者全員がなんやかや踊るって仕掛けにしよう。

 その最初の週一稽古。突然決まったことだから、ダンスの先生は間に合わない。それじゃ、それぞれ相手を探して自主稽古に。自分たちで振り付け担当するチームは、それぞれ音楽聞きつつ、試行錯誤。

 相手役がそろっている者たちは互いに読み合わせをした。衣装さんは、衣装デザインに頭を絞ったり、時間を持て余すことなく2時間弱を過ごせた。

 それぞれ自分たちで考える、ってことにして、演出は極力口を出さない。ただ、すぐに決定版にたどり着かないように、ってことだけは念押しした。引き出しが少ないアマチュアはどうしても、すぐに行き詰ってそこで満足しちまいがちなんだ。それが、演技力が伸びず広がらない理由なんだ。時間はたっぷりある。今、仕上がってる必要はまったたくない。まだまだいろんな表現があるはずだぞ。

 いろんな演じ方を試してみる。セリフの意味を考え尽くす。人物像を深彫する。やることはたくさんあるんだ。時間があるってことは寄り道自由、ってことだ。この際、遊ぶくらいの気持ちで、のびのび稽古してもらおう。あれこれ動いているうちに、面白いアイディア生まれたり、新しい気づきに達したりするものなんだ。

 自分たちで考え試行する、ってのは、すべて前回公演『ディスタンス』で成果を上げている。自ら広げた間口は、決して狭まることはない。その広がりが、次の出発地点なる。ってことで、この間の週一レッスン、待ちの姿勢でなく、四方八方ぶち当たって、突破口やら抜け道やら近道やら王道なりを見つけ出して欲しい。

 って言っても、来週はダンスレッスンだけどね。


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