ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

40日ぶり外ラン!

2020-06-07 12:41:36 | ランニング

 ずいぶんご無沙汰だぜ。ガーミン(ランニングウオッチ)の記録をチェックしたら、なんと4月末以来だった。コロナ自粛?違う、違う!蕁麻疹自粛さ。

 蕁麻疹が出始めたのはその数日前、なぁに、紫外線で焼いてやる!なんておよそ非科学的な精神主義に頼って、短パンで走ったのさ。それも、なんと18キロ!どうだ蕁麻疹め、お日様の力思い知ったか!

 愚かだった!アホだった!!紫外線も蕁麻疹の原因になるってこと、後で知った。わざわざ腿剥きだして走ったせいで、たっぷり日焼け!その晩から痒さ倍増、火照りマックス!1週間、眠られぬ夜が続いた。嘲り小ばかにした罰はてき面、最初の患部の腕は腫れあがり、下半身はそこら中に飛び火して、掻きむしっては薬を塗り、内服薬を服用限度を超えて飲まずにいられぬ日々が続いた。

 少しは快方に向かったか?と思えば、避けて通れぬ農作業でまたまたぶり返し。途中、内服薬も高いものにランクアップ?それでも効果見られず、ランニング?そんなもんできるわきゃないだろ。騙し宥めて、どうにか田植えまでたどり着いて、やれやれだぜ、どうにか薬なしでも日々を過ごせるようになった。立て続けの畑仕事も追われ追われてやっつけて、気づけば、あれっ?走っても大丈夫かも?

 いや、安心できんぞ。まだ、ぶはぁーっと再発の恐れありだ。それに、走ること自体、なんだか縁遠くなっちまった。こんな蕁麻疹に悩まされるような柔な体で走ったりできるんか?

 だがなぁ、このまんまランニングと縁切れさらば、なんてなったらこの先老いさらばえるだけだぜ。よぼよぼのへなへな、生きる価値さえ見失うんじゃねえか?ここは、どうでも、突っ走ろうぜ。いや、軽く足慣らしでいいからさ。幸い、昨日までの真夏日の暑さが嘘のように涼しい夕暮れだ。急に走って心臓止まった!なんてこともないだろう。

 よしっ、走ろう!そうだな、どうせ走るんなら、かすみがうらマラソン事務局が送ってくれた記念Tシャツ着てやろうじゃないか。色はかなり派手な山吹色。夕闇の中、目立っていいんじゅないか。ふふふ、珍しく自撮りなんかしちゃって。

 目標は、軽くそこいら走って5キロを40分。そんなところがせいぜいだろう。なんせ40日間のブランクだからな。

 おお、思ったよりは足、軽いぜ。そうか、このところハードな農作業で毎日1万歩以上歩いてたからな、田んぼの中、田植え機押して歩いたり、中腰で捕植続けたりの重労働にに比べりゃ、走るなんて、気楽なもんよ!いや、そりゃ言い過ぎだが。息も上がらず、足取りも軽やかに2キロ半の折り返し地点。ちょっと、寄り道して坂道走なんかしちゃったりするか!わざわざ遠回りして山沿い集落を通過、さすがにペースは落ちるが、それは気にしない。

 軽い坂の上下を超えて、残り2キロ。ここからはいつものダラダラ上りだ。疲れは、ない。ってことにしよう。ゴール!6.24キロ、ペースはキロ6分50秒、まあまあだな。

 うん、やっぱりいい、走るのは。このところの炎天下作業で疲労蓄積、どうかと思ったが、逆だな。走れば、体調はずんと上向く。そう、そうだったんだよ、ランニングってやつは。さっ、これで走る暮らしを取り戻せたぜぇ!

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