ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

種が来たっ!春は・・・

2022-03-19 10:47:04 | 畑仕事

 うっかり注文忘れるところだった。もう3月も半ば過ぎなんだぜ。種まき始めなくっちゃ!

 まずはトマトだな。ここ数年は固定種にこだわって作ってきたんだが、どうもななぁ、味にコクが足りないし、生育途中の不良果も多い。いつまでもF1嫌いにこだわってるのも、やせ我慢、武士は食わねど、みたいで意味ないかな、って、今年はそのしばり全面解除、良さそうなもの、美味しそうな品種を作ることにした。まったく、すぐに信念曲げるんだから!って、そんなの信念て言わないな、単なる気まぐれか。

 まっ、いいさ、農作業できるのも残り10年くらい?美味しいもの、作り易いもの育てりゃいいのさ。戦争に加担するかどうかって自己決定とは違うんだしな。

 桃太郎T93、真っ赤な完熟桃太郎系の中で、一番家庭菜園向きのやつな。これは去年も作った。発芽があまり良くなかったが、生育も順調、果実もそこそこ取れた。次はサターン。これまた路地栽培で作り易い定番品種だな。昔懐かしい味だってよ。もう1品種、麗夏、病気に強くて着果性よし、実割れはほとんど発生しない、ってことは味はいまいちなのかな。まっ、素人が作るんだ、最優先は生育良好、病気に強いってことだぜ。

 加工トマトはなつのしゅん。これは3年前から堂々の王座だ。って、他に手に入る加工トマト品種って少ないから、選択の余地なしだけど。玉大き目でなる個数もめちゃめちゃ多いし、早目の収穫時期なので、虫に突かれることも少ない。むろん、病気にも強い。8本も植えれば、ケチャップもジュースもふんだんに作れる。一昨年のジュースまだ残ってるくらいだもの。

 ミニトマトも種まきから作ってみることにした。これまでは苗購入で来たんだが、苗、どひゃーってくらい高い!2本も買ったら、種1袋と同じなんだぜ。だったら作るよ、友人、知人分けてあげられるしね。

 種も届いたし、いざ、種まきを!って気合い入れたら、あっちゃぁぁぁ!雪だぜぇ。せっかく融け始めてたっていうのに、また降って来やがった。畑は未だ白一色だし、作業小屋も入り口を閉ざされては入れない。トマトの育苗は半室内とはいうものの、この寒さじゃ芽も出っこない。

 あと、1週間!頼むぜ、お天道様!笑顔いっぱい輝いて、積った雪を一気にふっ飛ばしてくれよ、お願いだぁぁぁぁ!

 

 


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