ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

やっと、やっと、トマトの種播いたぞ!

2022-03-26 10:57:21 | 畑仕事

 雪は、ほれ、まだこの通りだし、

 一輪車も雪の壁乗り越えて救出しなきゃならん。ハウスにビニール張るなんてまるっきり目途がたたない。が、

 もう、3月も末だ。いくらなんでも種まきしなけりゃな。

 トマトと実取りエンドウ、播いちまうぞぉぉぉ!

 播き床の土とか燻炭は畑小屋にあるからね、そこで種まきもした方がいいんだが、播いた後のポットは母屋の一角、ガラス張りの脇玄関内で発芽を促す。とすると、必要な機材いっさい持ち出して、陽だまりでのんびり作業した方が利口だぜ。

 土と燻炭は、まっ、こんなかな?適当に攪拌用のふねに入れて雪の上を引っ張って道路脇に寄せて一輪車まで。その他、ポットやら苗箱、おっと、温床電熱マットも、忘れちゃならんぞ。

 トマトは生食用が、桃太郎、麗夏、サターンとミニの千果の4種類、それと加工用のなつのしゅんだ。種、高くなったからなぁ、どれも薬の分包みたいな内袋入りだぜ。粒数もきっちり記載されてる。なになに、16粒だぁ?18粒、はぁ?14粒おいおい。一番多いのがなつのしゅんで50粒!もう完全に貴重品だな。

 おっとこぼした!っとか適当に、なんてできない。少ないものは1ポット2粒、多い品種は3粒と決めて、必要なポット数を計算。事前、土を入れて用意する。後々、ハウスに移動したりした時に取違いのないように、ポットも色分けした。

 水をたっぷりと撒いてから、種を1粒、2粒つまんじゃ、ポットの上にそっと置く。おっ、ヤベッ!3っつ落ちた、なんて場合には摘まみ取って次のポットに移動。なんせ、1粒いくらの世界だからな。

 掛け土を篩いでそっと撒いたら、名札を付けて、よぉし完了。

 次は実取りエンドウ2品種、ウスイと南海緑、行くぜ。

 こっちはさすがにdl単位だ。何つぶ入ってんだよ?うわっ、こりゃ沢山だな、100粒以上ある。1ポット3粒で播いたとして、2種類で80ポット近くかぁ、そんなに要らないよな。仮設温室にも入らない。それぞれ30ポットにして、残りは直播き用に取っておこう。

 と、すべて下準備に従い順調に進んだ、なぁんてことあるわけないだろ。ポットの大きさ間違えて、土を入れ直ししたり、土が足りなくなって取りに戻ることも3度ならず、ふぅ、こりゃ今日の運動は無しだな。

 やっと播き終えて、脇玄関を片付けて、温床電熱マット敷いて、ポットの入った箱を並べて、乾燥防止の新聞紙被せて、ビニールで覆う。よしっ、コンセント差し込んで、通電!

 ふぇぇぇっ、どうにか種まき終わったぜ。今年最初の農作業、やれやれだが、なんとか滑り出した。今年は土も秋のうちに準備してた。去年のように古い鶏糞で発芽抑制なんてないはずだ。暖かい日が続けば10日もすれば芽が出る、はず。頼むよ、もう播き直しなんてしてる時間的余裕はないんだからさ。


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