鵜の目、鷹の目、カラスの目、葉に覆われたスイカ、よくぞ見つけるもんだぜ。
1個なりとも突かせるもんかい!と、毎日朝夕、見回りしてきたんだが、やっぱりダメだ。2個もやられちまった。ソフトボールくらいの大きさ、もちろん熟しちゃいない。きっと、スイカ畑を覚えていて、丸いものが目に入れば反射的に舞い降りて突くに違いない。
きゃつらの抜群の視力と、染み付いた突き本能からスイカを守るために、どうすりゃいいのか?
お隣さんは着いた実1個1個にネットを被せてカモフラージュ作戦だ。頼りなげな方法だが、いつも朝市にたくさん出荷してるから、けっこう効果的なのだろう。でも、なんか心細げだなぁ。強風の時とか飛ばされないんだろうか?
畑全面をかすみ網で覆ってしまってる農家もある。これなら上からの攻撃には万全だが、最近はちょこちょこ走り回るヤマドリも悪さするからなぁ、あと、イノシシの襲撃ってこともあるし。
その点、我が家の防御体制は、まっ、完璧だろうな。生るそばからコンテナを被せているんだ。どうだ、これなら、害獣、害鳥どもは手も足を出せんだろ。あっ、手足じゃなくて嘴とか爪とかだな。
周囲の葉っぱがらみ覆ってしまって、十分熟すのか?って心配は無用だぜ。スイカってやつは四方八方蔓を伸ばし、葉も盛大に広げるからな、実の回りが日陰になるくらいじゃ降参しない。蔓も逞しいから、コンテナごときの重さで養分供給が邪魔されたりしやしない。熟すのに、実そのものに日が当たる必要もないようで、時期さえ来れば甘さたっぷり果汁滴るスイカが登場する。
ほらな、小玉はもう食べごろだろ。
大きい玉の縞王マックスは、このかんかんの日差しを浴びて、糖分をどんどん貯蔵中だ。現在コンテナは15個。暑さの夏もこいつらと一緒に乗り切れるってもんだぜ。
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