ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

今年こそ”蜜柑ジャム”

2016-01-24 10:02:10 | 暮らし

 蜜柑ジャム、ようやく作れた。藤枝の塚本園から無農薬みかんが届いたのは昨年末、よっしゃ!待ちに待った蜜柑ジャム、作ってあげようじゃありませんか。昨年は、何気なくケニア紅茶をどばーっと入れ過ぎて失敗、ドス黒いジャムになっちまったので、リベンジ、リベンジ!今年は良いもの作るぜ!

 おっと、ケニア紅茶が無かった、注文しなくっちゃ、で、届いたのが正月三が日明け、明日は作るぞ、明日は始めるぞ、と気合いをかけるものの、そこはそれ、正月のぐうたら気分が抜けきらず、いかん、蜜柑も萎びてきてるじゃないか、こりゃなんとしても、と腰を上げた矢先に風邪引き!起きてはいてもさすがにジャム作りは無理、延ばし延ばして、ついに昨日になってしまった。

 届いてから1ヶ月、萎れも目立つが、何より甘みが濃くなってジャムとしてはちょっと?の域に達しつつある。箱の中、カビの生えたものも出現しつつある。ここらが限界だ、思い切って蜜柑を選んだ。

 今回作る量は、蜜柑の正味で2kg。まずは、皮を剥く。無農薬無選別なので、大きいものから小さいものまでいろいろだ。蜜柑は時間が経つと酸味が消えて甘さが増し、さらに置いておくと味そのものがぼけていく。味見してみると、味ぼけまでは進んでいない。これなら良い物ができるだろう。目方を量って、鍋2つに入れて火に掛ける。蜜柑の内袋、じょうのうまたは小袋って言うんだそうだ、はけっこう丈夫なので、そのままほっておくと焦げてしまう。ポテトつぶし器?や木べらでつぶして果汁を出す。なかなかつぶれないので火力との競争、けっこう頑張った。

 正味原料の3割の砂糖を加え、皮まで柔らかくなるまで煮たら、火から下ろしてフードプロセッサーで繊維を粉砕する。後はひたすら煮詰める。

 皮がそのまま入っているからペクチンはたっぷりと思うんだけど、意外ととろみが出てくるには時間がかかった。さ、最後の仕上げは、ケニア紅茶だ。

 

 去年はここで袋から適当に流し入れ、あっと気付いた時にはジャムが変色してしまっていたので、今回は少量ずつ、様子を見ながら加えた。後は、瓶に詰めて殺菌、放冷。

 蜜柑ジャムは変質しにくいので、まるまる1年常温保存しても大丈夫。さっそく、先日作ったごはんブドウパンにつけて食べた。

 色合い鮮やか、舌触りとろりと滑らか!美味しい!冬の暖かさを包み込んだ香り豊かな逸品、なんて料理番組なら言うだろうな。

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