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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

推し活の沼ハマ

2025-04-06 10:02:37 | 社会
菜の花座6月公演『あぁ!ふるさと神扉☆喜怒哀楽♡』、
地アイドルに沼ハマのオッサン二人を書いた。村の助役と若手職員が、はまり具合を競い合う。アイドルグッズを誇示し合い、果てはともにオタダンスも披露する、まっ、笑いを取るにゃありそうな設定だよな。って、書いといて弁解してんじゃねえよ。

なんかなぁ、世の中、沼ハマがポップなんだぜ、最近軟弱方面にも色目使ってる、基本硬派?実は時代遅れ?のNHKでさえ、ずばり『沼ハマ』なんて番組送り出してたくらいだもの。
おっと、NHK、『東京サラダボール』なんて、先端突っ走るドラマ作ったりしてるから、決めつけはいかんよな。

どうもなぁ、推し活てのが、時代の精神になってるみたいな気がして、まっ、遅ればせながら台本に取り込んだんだが、

凄いことになってるみたいなんだよなぁ。アイドルとかのコンサートも社会動乱並?の動員と熱狂だってのは、そこそこ知っちゃいたんだが、
今や、政治の世界も押し活オタクが動かすようになっている、って、ひぇ~おったまげぇ!って古い、バブリー平野ノラって。

能面クズの斎藤元彦、「真摯に受け止める」こと1時間に30回の破廉恥元彦、百条委員会でもさらには自分で設置した第三者委員会でも、「おめえが悪い!」って烙印押されたのに、平気の平左で居座り続ける厚顔無恥の斎藤元彦。
その胸糞悪いクソ度胸の裏付け、実は、推し活!なんだってよ。

県知事選を熱狂した兵庫県民、さすがにこうまで、選挙戦のいかさまぶりが暴露されたから、己の情弱ぶりに気付いて、しおしおと退場したのかって思ってたら、
なんと、県議会に連日、押しかけてるんだってよ、推し活おばちゃまたち。
どんなにいじめられても耐える元彦ちゃん、素敵ぃぃぃ!
顔よ、顔、イケメンじゃない、元彦!
政策なんて関係ないの!
なんてお互いに推し自慢をかわしつつ、元彦ちゃんを出待ちしてるんだと。
この流行、次々伝染、秋田県知事選でも、若くてイケメンで維新!推し活オバサン。



いやいや、政治って政策でしょ、公約でしょ。人柄は判断材料じゃあったとしても、顔やスタイルは違うでしょ、アイドルやスターと違うんだから。なんて真っ当は通じない、あの人たちには。
だって、推し活の沼ハマなんだから。

推しは自分のもの、自分の熱が推しを支えてる、推しの上昇は自分の高揚、推しの成功は自分の生きがい、推しがあるから、自分がいる、究極の自己実現、自己承認!

下積みだったり、不運見舞われてたり、孤立していたり、それこそ、推し甲斐があるってものなのよ。
だから、斎藤元彦、さらには、なんと立花孝志!にだって、ツーショット撮りたくて並ぶんだぜ、お姉さんたち。

おっと片手落ち、女たちだけが推し活沼ハマじゃないぜ。
N国隠して千代田区長選に挑んだ佐藤沙織、泡沫と思いきや一挙次点に躍進、その快進撃を支えたのは、推しのオッサンたちだったってことだ。
佐藤沙織も公約は無関係、そのおじさん泣かせのルックスが決め手、って元彦推しのおばちゃまと好一対ってことよ。

って、ことで、こういった本末転倒、枝葉末節で政治が左右される時代になりつつあるってこと、しっかり知っておこうよな。
で、もちっと賢くなろうぜ、って言ったところで、このおバカな風潮を押し戻すのは不可能だろう。だって、テレビ加えてユーチューブ動画まで、煽りに加わっちまってるわけだから。

で、不安的中!
「#推しのために選挙に行こう」なんてキャッチコピー掲げて戦う政党まで現れちまったぜ。時代の風潮、よくよくご存知!って褒めてやりたいが、その危うさの方こそ認識しないとな、政治家は。

ってことで、カウンター。
「#参政党に騙されるな」ってハッシュタグがバズってるてのは真っ当な反応だよな。








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