まさか宅配さんが???
まさかなぁ、宅急便のおじさんからパンの注文受けるなんて!
何度か、パン焼いてる時に配達に来てたんだ。いやぁ、美味そうな匂いだねぇ、とか、いつも焼いてるの?とか言葉交わすことがあって、とうとう、今度焼く時、分けてくれないかなぁ、だって。
こんな飛び込み?のお客さん現れるとは思わなかったぜ。
うーん、俺の焼くパンに興味持ってくれるのは嬉しいんだが、別に売り物じゃないしなぁ。定期的に作ってるってわけでもない。正直、面倒くせえなぁとも感じた。
だって、一度分けたりして、評判になったりしたら困るじゃないか。そうだろ、美味いの当然だから。口コミで、欲しいとか、売ってくれとか、殺到したら困るもの。まっ、殺到はないにしても、宅配のおじさんがこの先も食べたいって言ってくるかもしれんしね。
いや、絶対、言ってくるよな。だって、今回はまた飛び切り美味くできたんだもの。そう、小麦粉が買いたての新鮮品だったからな。違うよな、当然、小麦粉だって生ものだから。
パン焼きの日は、たまたまおじさんの非番の日。この辺り回ることはない、って言ってたのに、わざわざ取りに来てくれた。本当にパン好きなんだなぁ!そのくらいの情熱を持ち合わせてるなら、食べてもらえてうれしいよ。次の機会にも提供できるかどうかはわからんが、上手く合えばまた、食べてもらってもいいかな。
おっと、これ読んで、私も欲しい!なんてのは受付ないからね、悪しからず。