ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

雪だって、雨だって来やがれ!ってんだ!!

2019-12-04 11:17:10 | 農業

 一日雨って予報。いや、明日以降も雨または雪。そうか、とうとう冬本番に突入だな。

 が、空を覗けば、おっ、雨上がってる。しめたっ!儲けものだぜ。気温も高め、いつまで持つかわからんが、ここはこの雨上がり、つけ込まない手はないだろう。よぉぉぉし、畑仕事最後の作業、山形青菜の収穫、やっちまうぜ。

 3日前の雪、まだ残ってるけどな、そんなこたぁ構っちゃおれんさ。じっやっじゃか刈って、雪払って、どんどこ一輪車に積み上げる。

 小せぇなぁ、今年は。生育はじめにヨトウムシに食いちぎられたからな。その後必死の追肥で、やっとこここまで大きくなった。散々な秋作だったが、まずは、白菜も一冬分確保できたし、キャベツもそこそこ保存できた。青菜も必要量の10キロには届かなくとも、7,8キロはあるだろう。

 刈り取った青菜は、畑のポンプ井戸で水洗い。気温が下がっているので、水がかえって温かいくらいだ。ざっざと洗って、ベランダに陰干し。新鮮なまま漬けるとばりばり割れるんでね、水分飛ばして、しんなりさせてから漬け込みだ。

 終われば、井戸ポンプの水を抜こう。いや、待て、すぐ横の旧鶏舎内のボカシの切り返しが先だ。発酵中のボカシに手突っ込んでもみほぐすからな、作業手袋、臭いぷんぷんになる。この作業終わらせて、作業手袋洗ってからだ、水抜きは。

 水抜き栓は3っつ。汲み上げ上部の二つで、地下水から立ち上がるパイプ内の水を落とし、貯水部の栓を開けて、中の水をすべて吐き出させる。これで終了、ってわけにはいかない。ポンプの羽根部分、ここが大事なんだ。ここに残り水があると、それが凍って吸い上げ個所に亀裂が入る。一か所でも破れれば、ポンプ一式すべておじゃん。この個所のボルトを緩めてぇ、ほれほれ、水出て来たぜ。よしっ!これで大切なポンプ、凍結から守ったぜ。ついうっかりで、ポンプ破裂だからな。何度も確認!って、今抜いたばかりだろう。

 これで、畑は冬支度完了だ。さぁ、雪でも雨でも降りやがれ!ってんだ!!ほれ見ろ、雨降って来たぜ!

 

 

コメント
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