泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

水木菜花さんの個展

2008-03-20 22:44:58 | 丹下一の泡盛日記
 ようやく最終日に水木菜花さんの個展に。新宿のスペースゼロの地下で。
 彼女の書画は、見ての通り下書きなし。その瞬間の思いのままに筆を走らせている。線画のような登場人物が漫画のようでもあり、文字のようでもある。
 そこに添えられたことばも味わい深い。彼女が体得しえたことではない。むしろ「こうありたいなあ」という深い願い。だから押しつけるエネルギーが微塵もない。素直な願い。

 午前中は車をすっ飛ばして病院に。担当医とも話すかみさんの入院は長引くかもしれない。肺炎の熱が下がらないのだ。
 昼過ぎに帰宅して、ぱらぱらと落ちてくるような雨とびゅうびゅう吹く風。子どもの頃、こんな日に外に出ることはなかったなあ、なんて思いつつ二つ三つ雑事を片付けて出かけた。
 花粉症の薬を飲んでいたので、神武寺で電車に乗って気がついたら品川だった。気圧も関係しているのだろう。

 そんな天気と体調だったが水木さんの書画の前に立つことができて本当によかった。カレンダーはプレゼントしていただいているがオリジナルがもつエネルギーは違う。うん、そうだよな、と一人ごちして、ちょっと立ち話。自分が来るかもしれないとお土産まで用意していてくれた♪

 9時過ぎに逗子に戻るとなんだかすごく寒い。紫味に寄って熱燗一本とモツ煮込み。帰宅、とにかく風呂。そしてビール。今夜こそ早く寝よう。あ、あの原稿は9割できてます。夕方高輪のスタバで書きました。大丈夫です、心配しないでください。明朝チェックして送ります(←業務連絡)
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TVタックル撮影

2008-03-19 23:24:12 | 丹下一の泡盛日記
 先日、羽二重を知らない若い衆がいたのでかつらを取った羽二重姿を公開。別に剃ってるわけではないからね。この上からかつらをかけるのだ。(ちなみに自分はかつらは「かける」か「つける」ものと教わった)

 4時半に起きて(目覚まし3個かけた)目白へ。おなじみのTVタックル政界時代劇の撮影。いつものとおり管直人さんの役。7時集合でスタート。そして、終了は20時(T.T)
 水木菜花さんが新宿で個展をやっている。なんとか行きたかったのだが無理だった。ちなみに明日までだ。みなさまぜひ! http://www.mizuki-nabana.com/

 はじめてお会いする出演者の方から声をかけられる。このブログを読んでくださっているそうだ。うれしい♪
 突然、様々なメールが。どうして月末って忙しくなるのかな。帰りの横須賀線の中で充電切れる。

 来週、イー・ウーマンのサーベイに登場します。ちょっとまじめな話題なんだけど、ぜひご参加をお願いします。
 明日も都内に出かける。水木さんの個展、必ずいくぞ~!
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アニー・レノックス・ナイト

2008-03-18 22:50:46 | 丹下一の泡盛日記
 かみさんは喘息の発作に肺炎を併発して入院。ったく花粉症で変な薬飲むからいけないのだ(-_-;
 午後はお見舞い。点滴のチューブがまだついている(熱が下がんないの)のに「あ、あれ欲しいから一緒に売店に」とか言って行こうとして看護士さんに止められた。。。

 事務所に戻り大ママのところに。第三京浜が事故で大渋滞。面会時間に間に合わないので仕方なく途中から引き返す。ああ、バナナ・プリンが。。。

 夜、なぜかアニー・レノックスを聴く。1995年、はじめてニューヨークに行った帰途。刺激的な舞台や美術館、様々な体験がからだの中を渦巻いている状態で。
 飛行機はベーリング海峡をわたり始めた。自分は右側、つまり北側の窓側に座っていたのだが、北極方面は大快晴で、白く光る世界が広がっていた。2月には珍しい光景だと後で知った。
 それと高度1万メートルの自分の飛行機の下を飛んでいるB747機を追い抜いていった光景も忘れられない。
 その最中に機内の番組でアニー・レノックスのアンプラグドバージョンを聴いていた。このCDの歌詞があの時の機内と同様自分に響く。

 この数ヶ月のハードな(に思える)日々は大きな転換期が来ているのだと思っている。そんな時にプレイバックシアターのスクールに3日間お籠もりできたのもとてもよかった。
 
 明日は仕事の撮影、4時起き。そのために髪も短くした。早いから早く終わるといいな。
 
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スクール無事終了

2008-03-17 23:39:40 | 丹下一の泡盛日記
 スクールのアクティング・コース、無事終了。講師のサラちゃんにアクティングもミュージシャンも褒められてうれしかった♪

 んで、サラとプレイバッカーズのメンバーと東戸塚の温泉、極楽湯へ。プレイバックシアターに限らず、仕事の後は風呂に限る。だってビールの味が違うんだもん。
 そして一足先に大船へ。娘1と晩ご飯。ゆっくり話すのは久しぶりだな。焼酎ロック3杯お代わりしてしまった。いい時間。娘1、なんかきれいになったぞ。ん、酒のせいか!?

 帰宅して飛びついてくるわんこたち。かばんを開きリセットの時間。明日も仕事だ。早く眠らないとね。
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わんこたちと過ごす朝

2008-03-16 08:12:20 | 丹下一の泡盛日記
 サラのアクティングのワークショップはとても面白い。こういうことを芝居を始めた頃に体験したかった。雑誌「新劇」にフランスの演出家のワークショップが紹介されていたが、まったくもって理解できなかったことだけを覚えている。多分、日本で理解した人はほとんどいなかったんだろうな。
 そして昨夜はがっちり飲んだ。ワークショップの後、参加者と飲んで話すのも大事な時間。

 朝、わんこたちのためにちょっとだけ帰宅。今回の会場は近いのでこういうことができる。一緒に散歩。リフレッシュ♪  

 味噌汁を作りお茶を飲む。わんこたちにも特別朝ご飯。これから会場に戻ります。今日もきっといい時間になるだろう。
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明日からアクティングのワークショップ

2008-03-15 01:05:38 | 丹下一の泡盛日記
 かみさんの体調最悪。困ったもんだ。
 医者の後、急いで都内へ。なんかすごい雨。そして打ち合わせ。

 逗子に戻って珍しく居酒屋へ。自家製塩辛でお湯割。ちょっと考え事。帰宅すると飛びつくわんこたち♪ んでカフェオレのお酒、BAILEYSのIRISH CREAM。ちびちびやっております。

 明日はハドソンリバーPTの役者でもあるサラが講師で来日、3日間のアクティングのワークショップに参加。サラは02年にHRPTの舞台を見て以来、日本でもアメリカでも会ってきた。一緒の舞台に立ったことはあるが、絡んで演戯したことはない。いつか必ず。
 もちろん3日間は、修行の日々だ。といいつつかばんにチェミスル詰め込んでいるのさ。
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片方だけの靴下

2008-03-13 15:53:04 | 丹下一の泡盛日記
 いつもは豆太郎が占領している自分の膝にアリーシャがのってきた♪ 見上げて怒る豆太郎。

 寝ているかみさんをほったらかしてリビングに。朝食をとり、パソを立ち上げる。
 洗濯機を回して干す。暖かい空気が気持ちいい。

 2階の旧娘2の部屋は、近頃たたんだ洗濯物置き場となっている。たたんであればまだいいほうで、取り込んだ乾いた衣服をかごに放り込んだままのことも。
 自分は、もうこの頃は自分の服だけをたたんで自分のたんすにしまう。娘がいたときには部屋に積み上げておいた。そして、かみさんは、畳むことも回収することもせず、この部屋から着替えを探すようになってしまった。
 おしゃれな書き物机の上にも、ど~んとかみさんの衣服が積み上げられている。

 朝、思い切ってここに手をつけた。片っ端から畳んでいく。するとたくさんの片方だけの靴下が。いったいなぜこれほどの片方だけの靴下が存在するのか謎だ。全部きれいにして、片方だけの靴下をずらりと並べておいた。そのうち見つかるだろう。
 しかし、靴下というものはどうしてこうすぐに片方だけになってしまうんだろう。。。
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娘2から電話

2008-03-12 22:08:39 | 丹下一の泡盛日記
 チェミスルがいっぱい。かみさんは韓国酒場でもやるつもりか!?

 4日続けて医学の仕事だったかみさんはダウン。ぐうぐう寝ている。

 仕事は順調で様々なオファーをいただいている。明日も打ち合わせが入った。大ママも順調だ。さあ、一生懸命働くぞ♪ なのになぜ!? てな事件が起きる。思わぬところからボディーにずしりと。ほんと人生は不可解だ。
 そんな時にオハイオの娘2から電話。不思議だなあ。がっくりきていた自分を見ていたようなタイミング。
 1時間は話していたかもしれない。1月から一緒だというドイツ人の留学生とも話す。娘2のうたは「Greatだった」と親の手前ほめていた。
 いやあ実にありがたい、いい時間だった。

 先だって取材を受けた季刊雑誌「ジッポウ」が送られてくる。蓮如上人の特集があり、自分も写真入で6ページ登場。皆さま、書店でチェックしてくださいませ。舞台写真の中の自分は37歳だ。若いなあ。顔写真と全身は青山のスタジオで撮っていただいた。

 夕方、仕事にひと段落つけて犬散歩。わんこたちにご飯食べさせてぐうぐう寝ているかみさんをチェック。車飛ばして港北の病院へ。大ママ、喉の人工呼吸器がはずされて、口には胃へのチューブだけ。上体起こしてお粥食べたとか。まあ、まだ全身には色々なチューブがついている。
 酸素マスクつけてるが意識はしっかり、話もちゃんと。昨日も驚いたが今の医学ってほんとにすごい。自分がいると気を使って話そうとしてしまう。血圧が上がっていくので10分で退出。
 そして、医学がすごいだけじゃない、人間もすごいのだと思う。

 なぜかラムシュタインをがんがんならしながら帰宅。かみさんは爆睡。晩ご飯はかみさんがつくったナムルを使ったピビンパフとチェミスル。かみさんのナムルはやっぱり旨い♪
 
 
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大ママ、手術無事成功

2008-03-11 22:19:24 | 丹下一の泡盛日記
 今日は早起き、車を飛ばして港北の病院へ。かみさんの母上、大ママが心臓の手術。
 手術は無事終了。ICUで対面。なんせ一度心臓を止めて取り出して、治療してまた元に戻したというのだから、一昔前だったら大変なことになっているのだろうが、医学の進歩を目の当たりにする。
 目の前の大ママはチューブだらけ。喉に入ったチューブのおかげで話すこともできないが、呼びかけに応え意識もしっかりしている。手指を使って意思を伝えようとする。

 そして胃腸などの手術と違うのでICUを出たら何でも美味しいものをばんばん食べてください、とのこと。
 退院したら快気祝いに美味しいものを食べさせてあげたいものだ。
 
 ちなみに医者役はずいぶんやった。「がんの宣告」なんて何回やったかわからん。そして、病院の食堂で「職員の方ですか?」と間違えられる。(割引料金があるんだね)
 プロであるかみさんの妹(看護士)にも「違和感ないね」と。自分も「次回」に備えてずいぶん観察してしまった。ああ、これだから役者って嫌なんだよね。
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一人の晩ご飯

2008-03-10 20:18:29 | 丹下一の泡盛日記
 昨日は夜遅くまで都内でお仕事。最後は車も運転して夜の都内をちょいとドライブ。
 荷物を抱きしめながら居眠りしつつ逗子駅に着いたのは24時をまわっていた。まだ起きていたかみさんが迎えに来てくれる。
 この週末はけっこうハードだったが充実していた。満足。風呂上りのビールが旨い♪

 今朝はゆっくりと起き出す。気がつけば家の中はぐちゃぐちゃだ。しとしと雨が春っぽい。台所、リビングを片付けながら頭がまだ夢の中。
 かみさんは今日は夜が本番。夕方、昼寝してるのを起こしてご飯食べさせて駅に送る。

 一人で晩ご飯食べるのはつまんない。今夜はたらこのスパゲティ、しらすと海苔をたっぷりふりかける。みずなとかいわれのサラダ。

 10月にアメリカに行くことになりそうだ。S.Fは3年ぶり。英語、忘れちゃったなあ。鍛えなおさないとな。
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