それでも夜明けはやってくる。
金曜日は、昨年から本読みを続けてきた「野盗、風を走る」の小屋入り。
朗読でラジオドラマのような配信を、という話が朗読劇になり、迷走。
原作は素晴らしい戯曲で、これをやりたい! と考えたのもよくわかる。
そして3時間半の大作をなんとかしようと苦しむのは、きっと自分でも同じだろう。
自分は一人の役者として参加しているので、演出の意向のままに動くしかないのだけど。
「台本を持っての立ち稽古の公開」みたいなことになっている。
現場は大変だ。
ゲネプロはもちろん通し稽古もテクリハもないまま、「稽古」は終了。
もちろんこういうことは何度か体験している。
それでも、初日はやってくる。
役者としての精一杯の見せ所と考えています。