泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

机の中を整理した

2012-10-07 21:51:04 | 丹下一の泡盛日記
昨日からごそごそと机の整理を始めている。
1年前の10月5日に離婚したのだが、引っ越しは11月2日。それまでは逗子の家で暮らしていた。
やたらと旅が多かったときでなかなか動けなかったのだ。
とりあえずの行き先を決めて、午前中にトラックで荷物を運び、夜は稽古に、という強行スケジュール。

「とりあえず」のはずだったので大量の本は、当座に必要な「古事記」関連やシェイクスピアなどの他は、箱に詰めたまま押し入れに押し込んだ。
そして1年経ってもそのままになっている。
本棚を置かない部屋は人生で初めて。

昨夜はスカイプの話でいいイメージをもらい脳が落ち着いたせいか、なぜかユーチューブの映像にはまり1時間20分のドラマを2本見てしまった。
やけに眠いと思って時計を見たら4時。
昼頃,起き出してきてお茶を飲もうとして台所に立ったら、なぜか勝手に料理が始まり、朝ご飯。


こういうだらだらした時間は本当に久しぶり。
ちょっと引きこもり気味だけど必要なことだ。

似顔絵描きながら全国を旅している西澤さん(描いてもらったことで知り合った)が、先日久しぶりに自宅に立ち寄ってみたら、自室にたくさんの「もの」があることに気がついた、と書いている。
軽バンで旅をしている最中は、この部屋にあるものは一切使っていない。
本当に自分にとって必要なものなのだろうか再考、という内容。
自分も同意しつつ深く考えさせられる文章だった。

アートは、見方を変えれば大量のゴミを生産しているようなものだ。
演劇公演に使用したものは,本来は終了後すべて燃やしてしまえたらいいと思っている。
(韓国の伝統的な仮面劇に、最後に紙で作った仮面を燃やしてパフォーマンスが終了するものがある)
もちろんそんな贅沢は絶対に許されない。
小石ひとつかみ、バッジ一つ、捨てずにとっておいたので以前の引っ越しは2トントラックが3往復したりと大騒ぎ。
その全てを置き去りにし、大量の食器や寝具(布団だけで10組持っていた)も処分して逗子に移ったときには身軽なもんだった。
ただ本だけは半分以上処分した。
これが悲しかった。
後に捨ててしまった本が必要になり、探したら4千円以上の値がついていたのを購入したことがある。
そんなことを思いだしつつゆっくりと机の中を整理した。

晩ご飯。


テレビのニュースで長崎の「おくんち」が始まったというので食べたくなった。
麺は常備されているのだ♪
だが、中華の一人前はどうも量が多くなって困る。
この脂肪がついている身体の方も整理整頓しないといかんね。
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1 コメント

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覚えてますか?私のこと。 (ちえり)
2012-10-08 16:01:03
がんばってください!
母と一緒に金沢から応援しています!!
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