泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

インドの思い出

2024-01-28 23:29:45 | 丹下一の泡盛日記
土曜日も朝イチに劇場に入ってインド関係のお仕事。
現代インドのプレゼンテーションはもちろん、インド舞踊や古典音楽、格闘技の紹介と実演など。
まあ例によって舞台の袖は大騒ぎなんだけど、パフォーマンスが始まると見入ってしまう。
1988年11月のことだから35年以上前のことなんだけど。
交際交流基金の「日本・インド年」企画でインドをツアーした事がある。
人生2度目の外国は、初めての海外公演だった。
古巣の早稲田銅鑼魔館がプロデュースした舞台に加えてもらって。
もちろん作演出は森尻純夫さん。
南から北まで4都市で上演、中継ぎでボンベイ=現ムンバイにも。
今なら朝晩ブログを書きたくなるほど「事件」てんこ盛りな18日間。
本当に鍛えられたし、そのストーリーは今では全て素敵な思い出に変換されている。
ボンベイを経て、最初の公演地はケララ州都トリバンドラム(現在は呼び方が変わっている)の州立大学のホールでの演劇祭。
アルコールが禁止されている州なのだけど、本番前夜宿に戻るバスを抜け出して、ジャングルの密売所でビールを3本買って宿に持ち帰った。
ちなみに、札を出したら「釣り銭がない」とかで、ラム酒を一本くれた。
ビールはとても高い飲み物なのだった。
そのツアーのために習ったインド舞踊や格闘技の訓練を、仕事の現場で見ることになろうとは。
お昼ご飯はインドレスランからの出前だったのだけど、あまりの「カオス」で18時まで食べることはできなかった。
近いうちに本格的なインド料理食べに行くべし。
それも「南」がいいな。
米と薄いチャパティ、魚のカレーが食べたくなった。
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