夜明けとともに起き出して、再び逗子へ。
逗子市池子と地名を聞くと「池子弾薬庫」とか「米軍池子住宅」という言葉が浮かび上がる。
池子、神武寺駅の向こう側には大きな米軍施設があり「中に入ると完全にアメリカだよ」という住宅だけでなく、野球場、テニスコートからサッカー場などがある。
外からはそれがほとんど見えていないだけでなく、
自分が住んでいる時に当時のオバマ大統領がヘリで着陸したというから、ヘリポートまで用意されているのだとその時初めて知った。
車で出かけようとしたら、戦車止めが道に置かれていて街から出られず。
警官に「聞いてないぞ」と抗議しても、的を得ず。
単なる住宅や「弾薬庫」だけでなく「基地」があるのだと理解した。
２日間の「いじめ防止授業」は無事終了。
校門から海を見ると、かつての「我が家」が間近に見えている。
犬たちとの散歩から戻るとき、当たり前のように観ていた風景。
１１年ぶりに門の前に立ってみたのだけど、表札も変わり、すっかり別にエネルギーになっている。
だから「この場所」には何の興味も持てない。
記憶の中の「場」でしかないのだった。
「夢の跡」なのだけど、「強者ども」ではない。
誰の夢、だったのだろうねえ。
