泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

バレンタインデーには縁がない

2013-02-14 13:11:24 | 丹下一の泡盛日記
世間ではバレンタインデーとやらが、かしましい。
もちろん50年を超える人生で数少ないパートナーの方たち(それでも一応複数形♪)からチョコレートなんて一度ももらったことのない自分には縁のない「イベント」だ(-_-;;
大体が正月が明けたか明けぬかのうちにチョコレートがずらずら並び出すのだから営業チームも大変だと(まじで)思う。
もっとも毎年稽古場では、ご一緒させていただいている女優さんたちはじめ女性陣からは、結構それなりに頂戴している。
ありがたいし嬉しい。
勝手に「同志愛」だと思っているので♪

40年前、1970年代に「バレンタインデー」なるものが登場したときのことは驚きとともに覚えている。
中学2年生のときで、ちょうど思春期、恋愛の季節が始まる頃。
同学年の女の子がたくさんの友人女子から背中を押されて先輩の男子にギフトを渡しにいく姿を覚えている。
なんだか特攻隊のようだった。
ありゃあなんだ、と思って後に「システム」を知った。
もちろん自分も人並みに誰かを好きになったりしたのだが、恋愛は自分には縁のないものだと決めていた。
面倒なやつだなあ。

そのうち劇団なんぞに関わって、ごく稀に女性と二人になることがあっても芝居の話ばかりで相手はさぞかしつまらなかったろう。
今もこれは変わらず、いつぞやも京都のこじゃれた飲み屋である女性と飲んでいたのだけど、当時、プレイバック以外の舞台に立っていないストレスが爆発したのか、はたまた目の前の美女に目がくらんだのか、ぐびぐび飲んで演劇論を展開しまくって終了したのだった。
ほんとロマンのかけらもありゃあしない。

先日の四国の旅では、プレイバッカーズメンバーと別れた後はほとんど飲まなかった。
旅の「出会い」の刺激が強くて深くて、酒どころではなかった。
冷たい雨と雪が続き、あまりに寒いので温めてもらったワンカップの日本酒をゆっくりと舐めるように飲むくらい。
戻っての2日間の仕事の前日は2日続けて休肝日。
だがなぜか昨夜は飲んだ。
酔って布団にもぐり込んだ。
やっぱり寒いからだろうなあ。。。
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